「環境」について考える

2019.06.05

資源の有効活用

オープンキッチン(工場見学)

環境月間ポスター(環境省より)

こんにちは。 キユーピー株式会社 CSR部の大島です。

本日「6月5日」は何の日かご存知ですか?

国連では6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境の日」と呼んでいます。

環境保全に関する国民の関心と理解を深め、環境保全活動への積極的参加を促すことを目的として制定された、国際的な記念日です。

マヨテラスの様子

また、6月は環境月間とし、国や企業などで環境に関するさまざまな行事が行われます。キユーピーでは全国5工場(五霞・富士吉田・挙母・神戸・鳥栖)およびマヨテラス(東京都調布市)にて、来場いただいたお客様へキユーピーグループの環境への取り組みを伝える1ヶ月間として見学の中で話をさせていただいています。

3つほど取り組みをご紹介します。

【卵の殻もムダにすることなく有効活用】

グループで年間に使用する卵はなんと25万トン! 製造過程で発生する卵殻は2万8千トンにもなります。キユーピーでは早くからその有効利用に着手し、カルシウム強化商品、黒板のチョークやスタッドレスタイヤ、衣料などムダにすることなく有効活用し、現在ではグループ全体で卵殻を100%再資源化しています。

【マヨネーズボトルチップを活用したリサイクル袋】

工場見学時に使用しているお土産を入れる袋。この袋はマヨネーズの製造時に発生するボトルチップをリサイクルして作られています。分別した後、どのようにリサイクルにつながっているのかを直接「袋」に触れてもらうことで、多くの皆さんに環境や分別の大切さについて知っていただきたい、という想いでこの袋が作られました。

【野菜も余すことなく使っています】

グループのカット野菜を作る会社から出るキャベツの芯やレタスの外葉(商品に使用できない部分)は、牛の飼料や布の染料などに使い、有効活用しています。

環境についての話の中では、お客様に身近な「食品ロス(まだ食べられるのに廃棄される食品)」にもふれています。日本での「食品ロス」は年間約643万トン(環境省推計平成28年度より)発生しています。これは、国民一人当たりに換算すると”おにぎり1個分の食べもの”が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか?

食品ロス全体のうち約半分は家庭から。食材を「買い過ぎない」「使い切る」「食べ切る」「調理の際、野菜の皮剥きや肉の脂身を取り除きすぎない」など、家庭できる食品ロス対策はたくさんあります。

食べられる部分を過剰に捨てない、残った食材や料理を別の料理に活用するなど、キユーピー従業員が考案したメニューを紹介して、日常の中でできることから取り組みましょう!と呼びかけを行っています。 
一人ひとりがちょっと意識を変えるだけで、食品ロス削減につながるのです。

「環境の日(環境月間)」をきっかけに、環境について考えてみませんか。

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