「サプライチェーン イノベーション大賞」を受賞!

2019.07.12

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こんにちは。 キユーピー株式会社 ロジスティクス本部 推進統括部の前田です。

このたび、国内におけるサプライチェーン全体の最適化に向け、製造メーカー・卸売業・小売業の各層の協力の下、優れた取り組みを行い、業界をけん引した事業者に対しその功績を表彰する「サプライチェーン イノベーション大賞 2019」の「大賞」を、キユーピーが受賞しました!

先週7月5日(金)、「製・配・販連携協議会」総会において表彰式が行われました。
加盟企業、製(メーカー)22社、配(卸売業)9社、販(小売業)22社、計53社の社長や役員の方々と経済産業省を中心とした行政の方々が出席されている、とても緊張感漂う総会です。

表彰状

キユーピー ロジスティクス本部長の藤田さん

今回、2018年に実施した他社との協働や、物流効率化に向けた複合的な取り組みが評価されました。

【評価を受けた3つの取り組み】

① 異業種3社(キユーピー(株)、ライオン(株)、日本パレットレンタル(株))による共同幹線輸送
② 伊藤ハム米久ホールディングスとの鉄道コンテナの共同活用
③ 繁忙期(夏期・年末年始)における翌々日配送の実施

座長として活動報告している様子

緊張した雰囲気の中、最初に協議会のロジスティクス最適化ワーキンググループの座長として、挨拶と1年間の活動報告をさせていただきました。今回の目的は、ドライバーの長時間労働の最大の要因である検品にスポットをあて、着荷主である卸売業の皆さんに検品体制の見直しを促す簡易な検品レスの浸透をめざし、発表させていただきました。予想以上に発表場所が暗く、手元のパソコン画面、キーボードも見えない状態で大変戸惑いましたが、緊張高まる中で発表を無事に終え、発表後は各社様から承認の拍手をいただき、『持続可能な物流』へ一歩前進いたしました。

「サプライチェーン イノベーション大賞 2019」の受賞を受け、ロジスティクス本部の岩田さんと森本さんから取り組みの紹介をしていただきました。今回の受賞は企業としてのSDGsの取組みとの連動、更に業界及び社会への貢献が評価されました。


【岩田さん感想】

まず、今回サプライチェーンイノベーション大賞を受賞できたこと嬉しく思います。そして各取り組みの実現にはグループの皆さんのご協力をたくさん頂きました。改めて御礼申し上げます。ドライバー不足は深刻化し、加えて異常気象と、「運ぶ」ことの困難さが増すばかりです。そのような状況のなかでも、確実に商品をお届けすべく輸送力の強靭化を進めて参ります。最後に、発表時は超緊張しました。


【森本さん感想】

繁忙期翌々日配送について発表しました。元々は3.11東日本大震災で苦肉の策として実施したことが始まりです。有事で運びきれた経験は、平時での価値の気づきとなりました。まだまだギリギリで変革途上の食品物流ですが、繁忙期翌々日配送は運ぶための有効性を確信しています。お得意先様・前線セールスの皆さまに感謝です。(お得意先社長や役員のお顔が見え過ぎる壇上は発表しにくかったです。)


今回の受賞から、現在の厳しい物流環境の中での我々キユーピーの活動は間違っていないことを確信することができました。将来に向けての持続的な物流の構築に向けて、邁進してまいります。
引き続きご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

受賞については、リリースもご覧ください。

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