フードバンク お弁当づくりボランティアに参加しました
2019.07.31
社会 その他
資源の有効活用
こんにちは。 キユーピー株式会社 CSR部の大島です。
7月18日(木)、会社のボランティア休暇制度を活用し、平日のお昼から執行役員含むキユーピー社員6名でセカンドハーベスト・ジャパンさんのボランティア活動に参加してきました。
今、さまざまな理由によって膨大な食品が捨てられています。まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を食べ物に困っている施設や人に届ける活動が『フードバンク』です。セカンドハーベスト・ジャパンさんは、日本初のフードバンクで、すべての人に、食べ物を。「もったいない」を「ありがとうへ」。そんな想いで2000年から活動を開始されています。
調理場となる「ハーベストセントラルキッチン」
活動のひとつに、学習支援施設や一人親家庭へ届けるお弁当作り(夕食用)もされており、今回、私たちはそのお弁当作りのボランティアに参加してきました。個人・企業から寄付された食材を用いて、野菜のカット等の下準備、簡単な調理や盛り付けを行います。
今回作ったお弁当の数は、なんと200食!
その日に提供された食材から栄養士さんが考えた献立はこちら。
「ご飯/梅しそふりかけ/大根と肉のしょうが煮/田舎風煮込/厚焼き玉子」
他のボランティアさんと一緒に9名で時間に追われながら休みなく動き回ります。食材を袋や缶から開ける、切る、移す、詰める、運ぶ・・・想像以上にハードで、体験しないとなかなかわからない苦労、大変さを知ることができました。提供された食材の種類、調理設備環境、集まったボランティアの人数や連携具合など、毎回状況が変化します。そのような中でも毎週手作りのお弁当を提供し支援されている活動の先に、きっと多くの笑顔があることでしょう。
お弁当作りの様子
<参加者の声>
・非常に有意義な時間でした。社会貢献というモチベーションだけではとても続かないお仕事ではないかと感じました。働いている皆さんのお話をもっと聞きたいと思いましたので、個人でもできるボランティアに参加することも考えたいと思います。
・商品の受け入れまでしか想像していなかったフードバンクの「その先」を垣間見ることが出来る貴重な機会となりました。フードバンクでも安心してお使いいただける商品でないと提供してはいけないことを改めて感じました。
・現代において求められる団体・活動でありながら、その運営は厳しい実態があった。何らか関わることで少しでも解消できたらと思います。
・食品に携わる者として、多くの人においしい物、温かい物、手作りの物を食べて欲しいという気持ちを新たにしました。 また、そこにキユーピーが寄り添えたらなお良いと感じました。
・お弁当作りの現場やメーカーに期待されることの一端を知ることが出来ました。また、社外から参加されている方やセカンドハーベスト・ジャパンさんのスタッフの方々と交流でき、自分でも出来るコトのイメージを持てたコトが良かったです。
ボランティア参加メンバー6名
キユーピーグループでは、2030ビジョン「食で笑顔をキユーピーと。」を策定しています。
一人ひとりの食に寄り添い、子どもたちの明るい未来を支えていけるよう、今回活動に参加くださった方が、周りの方に体験談や想いを語り、輪を広げてくださることを期待しています。
今後も従業員の皆さんと一緒に活動できることを検討していきたいと思います。社会課題や活動を知るきっかけづくり、そして実際に一歩踏み出すために後押しができたらと考えています。