「竹西っ子 モーニングルーム」がスタート
2019.11.22
グループ
食育 その他
こんにちは。
アヲハタ株式会社※ CSR・危機管理担当の石橋弘行です。
※アヲハタ株式会社は、缶詰類の製造・販売をしているキユーピーのグループ会社です
皆さん、毎日 朝ごはんを食べていますか?
近年、全国で子どもの朝食の欠食率は増え、広島県においても同様の傾向にあります。このような状況の中、広島県では平成30年度より「朝ごはん推進モデル事業」を立ち上げ、地域のボランティアの方が主体となり、小学校の子どもたちが始業前に朝ごはんを食べるという試みを始めました。
アヲハタもその考え方に賛同し、商品提供による支援をおこなっています。
アヲハタ本社がある広島県竹原市内の竹原市立竹原西小学校でも、朝ごはん推進モデル事業の3校目として事業が開始しましたので、初日となった10月29日に見学に行ってきました。
テレビや新聞記者も多く、子どもたちも少々緊張気味の様子でしたが、朝ごはんを食べ始めると、笑顔で周りの友達と話し始め、賑やかな食事風景に一変しました。メニューは、ポテトサラダ、スープ、飲料、パンです。アヲハタ 55ポーションジャムをそのまま味見したり、パンにつけて食べたり、話をしながら楽しそうに食べていました。
朝ごはんの内容
笑顔の子どもたち
朝食を毎日摂ることは、基本的な生活習慣を身に付ける観点から非常に重要で、生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性を育んでいく基礎となります。第三次食育推進基本計画においても、「2020年までに子どもの朝食の欠食率をゼロにする」との目標があります。
朝ごはん推進モデル事業を始めた小学校では、先生へのヒアリングによると、「遅刻が減少傾向」「授業に集中して積極的な姿勢が見える」「教室で授業が受けられなかった児童がこの取り組みに参加して、友達と一緒にそのまま教室へ入るきっかけの場となった」などの効果が出ているようです。また、取り組みに参加している児童からボランティアにお礼の手紙が送られるなど、地域と子どもたちの交流機会が確実に増えており、副次的な効果も現れているようです。
今回の見学を通し、朝ごはん推進モデル事業への支援は、将来を担う子どもの体の健康だけでなく、心の健康の支援にもつながっていく意義ある活動であると感じました。
なお、アヲハタでは、広島県健康福祉局子育て・少子化対策課が主催の「つくってみようよ!自分の朝ごはん」にも協賛し、子どもが自分の朝ごはんづくりの体験を通して朝食の大切さを知り、さらに親子のコミュニケーションにもつながる場づくりに取り組んでいます。
これからも、子どもの心と体の健康を願い、子どもたちの「生きる力」「考える力」を応援していきます。
キユーピーグループでは、サステナビリティに向けての重点課題のひとつに「子どもの心と体の健康支援」を掲げて取り組んでいます。