食に関する社会課題の解決に向けて
2020.02.27
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 サステナビリティ推進部の竹内直基です。
2月19日、農林水産省主催のフード・コミュニケーション・プロジェクトにて、「サステナブルな社会の実現に向けて~キユーピーグループの取り組み~」と題して講演させていただきました。
100名以上が参加した会場の様子
フード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP)とは、食に関する悩みや課題に対して、食の安全・信頼に関する情報共有や意見交換をするプラットフォームの下に、携わる方々が「協働」で主体的に活動するプロジェクトです。
講演内容は、マヨネーズの生い立ちから始まり、キユーピーグループの経営理念、SDGsと紐づけた重点課題、そしてその中から「子どもの心と体の健康支援」「資源の有効活用」について具体的な取り組みを紹介しました。
発表の様子
「子どもの心と体の健康支援」については、食を取り巻く問題(6つの「こ」食、3つの貧困)に対して食育活動の果たす役割や具体的な事例をお話しました。たとえ自然環境が持続可能な状態になっても将来を担う子どもたちの心身が健全に育まれないと持続的な社会は形成されません。
「資源の有効活用」については、本来なら商品には使用できず廃棄される卵殻や野菜の未利用部(端材)の価値を探求し資源として有効活用した取り組みをお話しました。
今年、キユーピーは創業101年目を迎えました。これから100年先を見据え成長し続けるためには、持続可能な社会の実現が必要です。より多くの方々の知恵をお借りしながら、一緒に社会課題の解決に向け取り組んでいきたいと考えています。