キユーピーみらいたまご財団
第6回「地域の居場所づくりサミット」を開催
2020.07.01
キユーピーみらいたまご財団
こんにちは。 公益財団法人 キユーピーみらいたまご財団 事務局の髙田香代子です。
6月13日(土)に、キユーピーみらいたまご財団主催の「第6回 地域の居場所づくりサミット」を初めてオンラインで開催しました!
オンライン配信の会場の様子
事務局に着任してまだ3ヵ月ちょっと。そして初めてオンラインでの開催となり、ドキドキしながら当日を迎えました。実は当初、先着100名の予定でしたが、申し込みがとても多かったので200名に枠を増やしての開催となりました。
第1部は、2019年度助成団体を代表して2団体から活動報告。
「NPO法人僕んち」からは「食べる」を身につけるアウトドア講座の一部を紹介。火をおこしたり、料理を作ったりすることで生きる力を身につけていく子どもの様子を。「竹園土曜ひろば」からは「多世代・多文化交流」と「子どもの成長支援」の場をつくる子ども食堂として、賑やかな交流の様子を紹介していただきました。
どちらの団体も活動の様子を動画で観ることができ、助成金を有効に活用いただいていることも実感できました。
第2部は、コロナ禍での食支援活動の現状と課題をテーマに報告。
一般社団法人 全国食支援活動協力会の平野さんから、コロナ禍であっても多くの団体が何かしらの活動をおこなっていたこと、そして活動資金の確保が課題であることが報告されました。新型コロナ感染拡大が危惧される中、地域の子どもたちのために頑張っている団体が半数以上もあることに驚きました。
実際に活動されている2団体「一般社団法人 ともしびatだんだん」の近藤さんと「NPO法人 フリースペースたまりば」の西野さんからお話いただきました。
近藤さんからは、今こそ私たちは食事を届けるべきだと休校期間中の子どもたちへランチ弁当の提供をはじめ、行政との連携を強め、多くの世帯と繋がれ情報を得られるようになったこと。
長年引きこもりの若者の居場所づくりをされている西野さんからは、コロナ禍で子ども達のSOSをキャッチすることが重要であり、居場所を閉めないと決めて様々な工夫をされたことなどのお話をいただきました。
活動に悩みをかかえているオンライン視聴者からは、行政との連携や子どもの居場所づくりにおける大人の心構えなど、リアルタイムで質問が寄せられました。それぞれに、近藤さん、西野さん、平野さんが丁寧に回答してくださいました。
「近藤さん、西野さん、コロナ禍でやり抜かれてすごいです!」という熱い感想を届けてくださった方もいました。
最後に、東京ボランティア・市民活動センターの山崎さんから「企業、行政、中間支援組織など地域に根ざしている団体等が一緒につながりあって、地域を耕していける入り口になるのではないか」との挨拶をいただき終了しました。