地元の卒業生にエールを
2021.03.26
社会 その他
こんにちは。 アヲハタ株式会社 総務部の濵野玲菜です。
アヲハタの本社は広島県竹原市忠海にあります。3月1日、見学・体験施設「アヲハタ ジャムデッキ」に地元の竹原市立忠海中学校3年生の生徒さんが来てくれました。
忠海中学校と忠海小学校は、現在も同じ敷地内にあり、愛称も忠海学園となっていますが、2021年4月から正式に小中一貫の「竹原市立忠海学園」へと生まれ変わります。そこで、忠海中学校を最後に卒業する3年生15名を対象に地元企業であるアヲハタよりメッセージをいただけないかと校長先生よりご相談があり、今回の交流に至りました。
当日はアヲハタ社長の山本さんからの話と、ジャムづくり体験や試食を行いました。また、昼食にはジャムメニューを召し上がっていただくなど、さまざまな角度からジャムの魅力・フルーツの魅力に触れていただきました。
山本さんから生徒さんへエールを贈りました
●山本さんからの話
アヲハタの理念として缶詰をつくる前に人づくりが必要なことや、原料へのこだわり、現在は世界各地から原料を調達していること。また、アヲハタのフルーツ加工技術である「香り戻し技術」や、「アヲハタ 55ジャム」、「アヲハタ まるごと果実」といった商品の紹介もしました。そして、しっかりと夢と志を持ってほしい、そのために本気で努力を積み重ねる大切さを『諦める一歩先には、必ず宝が待っている』という言葉と共に生徒さんへ贈られました。
最後に、生徒さんから「新型コロナウイルスによる原料調達への影響」や「マーマレードの原料の品種」について、専門的な質問をいただきました。
ジャムづくり体験の様子
●ジャムづくり体験
新型コロナウイルス感染対策のため2グループに分かれて行われました。どの工程も皆さん楽しみながら作っていましたが、糖度計で糖度の確認をする工程とジャムを詰めたビンを数回振ってキャップを開け閉めして空気を抜く工程では、特に集中して行っていました。
●お昼
ジャムを使った料理3品と、試食として「アヲハタ まるごと果実」の白桃、「くちどけいちご」、「くちどけりんご」を用意しフルーツを楽しんでいただきました。会場にはいちごの回収水の香りを楽しんでいただけるスペースも設け、しっかりとしたいちごの香りに驚いていた生徒さんもいました。
今回の体験が生徒皆さんの卒業前の思い出づくりになったと同時に、今後の活躍に生かされる経験の一つとなってくれたら嬉しく思います。
今後も地元での交流を通じて会社のことを理解していただくとともに、地域貢献に努めてまいります。