キユーピーみらいたまご財団
2021年度助成授与式と交流会をオンラインで開催
2021.05.19
キユーピーみらいたまご財団
こんにちは。 公益財団法人キユーピーみらいたまご財団 事務局の高田香代子です。
キユーピーみらいたまご財団(以下、当財団)は、4月23日(金)に2021年度助成決定団体への授与式を初めてオンラインで開催しました。
オンラインでの助成授与式 開催の様子
今年度は175団体から応募があり、厳正な選考の結果、助成プログラムA「食育活動」20団体、助成プログラムB「食を通した居場所づくり支援」に82団体への助成が決定しました。2020年度から3年継続助成の5団体を加えると助成対象は合計107団体となります。
左:特定非営利活動法人みなぱ代表 菅ヶ原様(右)とキユーピー札幌支店長 山田さん / 右:泉埼 子ども食堂ちねんや~ 代表 高里様(左)とキユーピー那覇営業所長 諸岡さん
<第一部 助成授与式>
全国からオンラインで参加された88団体に対して、当財団の三宅理事長から祝辞が述べられました。そして、全助成団体を代表して北海道と沖縄県で活動されている2団体の授与式を現地で行い、その様子が配信されました。
<第2部 交流会>
参加いただいた61団体を8グループに分け、交流会を開催しました。活動の幅を広げ、意識改革につなげたいという想いから、違う地域の団体を組み合わせた8グループでそれぞれ積極的な意見交換をしていただきました。抱えている課題や悩みを共有し、解決の糸口を探り、他の団体の想いや取り組みを聞くことができる貴重な交流会となりました。最後には発表会を行い、参加者全員が他のグループで話し合われた内容を視聴しました。
【グループ発表会の内容 一部紹介】
・同じ悩みをもつ団体を見つけることができたので今後の励みになった
・簡単に解決できる問題ではないので丁寧に活動していくことが大切
・オープン型、クローズ型があるが地域の方が参画できるオープン型にしていくと地域を巻き込める
・支援する側、される側も楽しんで活動することが大切
・支援する人、支援される人ではなく支えあうことで今後の活動にも繋がる
・行政と民間との繋がりの違いを同じ地域で話しても解決にならないので、今回のように横の繋がりができる機会は大切
・三宅理事長の「コロナ禍だから動けない、ではなくコロナ禍だからこそ活動を継続していく」という言葉が印象に残った
各グループ交流会のファシリテーターを務める従業員
【交流会のファシリテーターを担ったキユーピーグループ従業員の感想】
直接お会いすることはできませんでしたが、オンラインを通じて全国で活動されている団体のリアルな声をお聞きし、この1年大変苦悩され試行錯誤しながら活動を継続されていることがよくわかりました。このような状況でも、皆さん前向きに取り組まれていた想いを強く感じることができ、私自身も学ぶことが多く、大変貴重で元気をいただく授与式でした。また、支援は色々な方法がありますが団体の横の繋がりをつくることも大切だと感じました。私はキユーピーみらいたまご財団の選考準備委員を務めています。緊急特別助成「新型コロナ禍対応」についてはオンラインでできる申請の簡便さやスピーディーな振込みを評価いただき、今後の活動でも状況に応じ臨機応変に対応できるよう意識して進め、多くの方へのお力になれるよう財団を発展させていきたいです。
最後に当財団の古田理事(株式会社umari代表)より祝辞をいただき、2時間におよぶ2021年度助成授与式は閉会となりました。
昨年は感染症の拡大で緊急事態ということもあり授与式は中止の決断をしました。今年はオンライン開催となったものの、北は北海道から南は沖縄まで、オンラインだからこそ幅広い地域の皆さんに参加いただくことができました。オンラインで繋がれることで皆さんの今後の活動のお役になれたのではないかと思っています。またこのような機会をつくりたいと考えています。
★2021年度助成授与式スケジュール等の詳細は、リリースでご覧いただけます >>こちら