『パキッテ』 × 甲南大学学生チームとの取り組み
2022.04.04
社会 その他
グループ
こんにちは。 株式会社ディスペンパックジャパン 事業改革室の柴田宗孝です。
トマト&あらびきマスタード
皆さん、このような商品を見たり、使ったりしたことはありませんか?
ディスペンパックジャパンでは、ソースなどの調味料を片手ですばやくかけられるポーション容器『パキッテ』(以前のブログ)の商品を作っています。料理はもちろんそれ以外のシーンにも広がっていて、内容物に合わせて、形状やサイズ、取り出し口の形まで、さまざまな製品を提案しています。
今回は学生さんと取り組んだ事例を紹介します。
甲南大学(兵庫県神戸市)の学生チームが「知財ビジネスアイデア学生コンテスト」(経済産業省近畿経済産業局が主催)に出場されました。
描いたイメージ
テーマは、パキッテに「薬と服薬ゼリーを一緒に入れる」です。
「いつでもどこでも服薬を可能にする、飲み忘れを無くす、誤飲を防ぎたい」という想いで、それを実現するための容器として「パキッテ」の機能が一番適しているのでは、とお問合せをいただきました。
私たちもちょうど化粧品や日用品の分野にパキッテの提案を進めている最中でしたので、一緒に取り組ませていただくことにしました。
奮闘している様子
コロナ下で十分なサポートはできなかったのですが、学生チームの皆さんは、積極的な質問や容器製造の要望を通して、アイデアを膨らませてくれました。私たちが作成した容器で、薬の取り出し方や、服薬ゼリーの量など様々な角度から試行錯誤を繰り返し、徐々に自分たちが描いた姿に作り上げてくれました。
そしてマーケット予測やSDGsに繋がることも加味した内容をコンテストで発表。
26大学が出場の中、予選会を突破し、決勝大会へ。最終審査の結果「審査員特別賞」の受賞! という快挙に繋がりました。本当におめでとうございます。
受賞を喜ぶ甲南大学の学生の皆さん
メンバー構成は学部も学年も違う混成チームで、取り組みの推進にもご苦労があったと聞いていますが、最後までやり切ったことに感謝とエールを送りたいと思います。
今回の取り組みを通じて、改めてパキッテの魅力を発見できたこと、たゆまぬ挑戦を続けることの大切さを学ばせていただきました。