地球にやさしいシンプルな暮らし! 「えねこや」の出張授業

2022.10.04

社会 その他

気候変動への対応

こんにちは。 キユーピー株式会社 人事本部の真鍋沙織(まなべさほり)です。

先日、マッチングギフト制度「QPeace」で支援している「えねこや」さんの出張授業に参加させていただきました。
地域の小学校で開催があると知り、以前から気になっていた「動くおうち。移動式えねこや」を使った環境活動を体験できる、貴重な機会だと思いました。

※「えねこや」は自然のエネルギーだけで心地よく過ごせる小さな建築(=小屋)

当日は安全面から早朝にセッティングされ、正門に入るとすぐに見える小さな家は、登校してくる児童の関心を集めました。授業は6年生が対象で、自然エネルギーや省エネルギーについて楽しく体験できるように、さまざまな趣向がこらされていました。

「移動式えねこや」を使った授業スタート

例えば、部屋に見立てた室内75度のボックスを外側から触って、熱がどこから漏れるかを体感。温かい部屋を保つ断熱材のパワーを実感しました。身近な家電を使った実験では、スイッチをつけると消費電力が表示され、ドライヤーのように熱をたくさん発生させる電化製品ほど電力を使うことが分かりました。
また「えねこや」を遠くから観察したり近くで触れたり、中に入ったりして、そこにはどんな工夫があるのか、それは何のためかをスタッフと会話しながら学んでいきました。

触って実感、断熱材パワー

家電の電力消費比較実験

「えねこや」を近くで観察

今回キユーピーから参加したのは3人、そのうち1人は、たまたま自分の子どもがいるクラスでの実施でした。お子さんの感想を紹介します。

●エネルギーを大切に使い、人と地球が仲良く暮らせるヒントもたくさんあり勉強になった
●今までどのくらい電気を使っているか意識したことがないので、できるところから真似したい

自宅にはソーラーパネルが設置されているそうですが、蓄電池が無いため「充電は晴れた昼間に行うこと」を、授業後に息子さんの考案で始めたそうです。何で作られた電気か、省エネの工夫などを自分なりに考えて提案してきたことに、ビックリしたそうです。

「えねこや」出張授業のような活動が、色々なところで実施され浸透していくことで、子どもも大人も、それぞれが「自分ごと」として捉えることができるようになり、「地球にやさしいシンプルな暮らし」が広がっていくような気がします。「えねこや」のスタッフの方も「時間とともに意識が薄れていくので、さまざまな団体が色々な角度から教えてくれるとよい」とおっしゃっていました。私たちも少しでもそのような活動の支援をしたいと改めて感じました。

最後になりますが、今回参加した社員はボランティア休暇を活用しました。積極的に社外に関わることで、人生を通じたネットワークの構築や、ボランティアを通じて自己成長をする機会を得られます。私はこれからも社会貢献や自身の興味のあることに関わって視野を拡げ、業務にも反映していきたいと思います。

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