9月はみんなでもっとSDGs! ~オフィス環境ツアーに参加して~

2022.10.07

資源の有効活用

気候変動への対応

こんにちは。 デリア食品株式会社 管理本部の笠原功美です。

先日仙川キユーポートの9月SDGs活動を紹介しましたが、私は企画の1つである「オフィス環境ツアー」に参加しました。2つの環境ツアーの概要をご紹介します。

① ごみ処理・リサイクルコース

仙川キユーポート地下1階にあるエコステーションを見学し、私たちのオフィスから出るごみがどのように処理され生まれ変わるのかを知り、ごみ分別について考えるコースです。

生ごみ処理機見学の様子(左から2人目が笠原です)

ペットボトルの分別回収の徹底(資源の有効活用)

各フロアより回収された分別ごみが集まるエコステーションには、生ごみ処理機があり、処理の様子や処理用ペレットなどを見学しました。社内で発生した生ごみを微生物の力で分解することで、従来の焼却処理に比べてCO発生を98%低減することができる優秀な機械です。(油ものや液卵など混ざると処理できないものもあり、分別の徹底は必須です! )

新たな取り組みとして、きれいなポリごみを分別回収して業者へ運び、RPF(廃プラスチックの燃料)としてリサイクルする「廃プラスチックの再資源化」を始めました。RPFの燃料を初めて手に取りましたが、軽く扱い易そうな印象です。CO排出量が少なく低価格ということで、今後注目されていくエネルギーだろうと納得しました。

加えて、従業員が廃棄する際、分別を徹底(ラベルをはがす、すすぐ、つぶす)した飲料ペットボトルも、グループ商品の容器に生まれ変わらせる資源循環への動きが進んでいます。ごみの分別を徹底し、それぞれ新たな資源に生まれ変わらせる、まさにSDGs活動です。今後は分別を更に徹底しよう! と実感しました。

② 地球環境にやさしいオフィスコース

空調コントロールシステムや屋上のソーラーパネルを見学し、私たちの働くオフィスの環境配慮の仕組みを知るコースです。

地下に潜む様々な設備を見て学ぶ様子

屋上のソーラーパネルを見学

仙川キユーポートの施設は、外気が予め指定諸条件をみたすときに、自然換気システムが自動で運転・停止します。私たちが見学したのは丁度秋晴れの心地良い晴天の日、特に春と秋は外気をうまく利用して空調を止めて外気を取り入れることで、とても大きな省エネになるそうです。館内の空調は、中央監視室にて一括管理され、最適なコンディションを保ちながら省エネに繋げています。

地下のコージェネレーション発電機や、冷房ジェネリンク(廃熱利用吸収式冷凍機)、空調用温水や給水設備等々、普段目にすることのない大きな設備を見学し、圧倒されました。
最後に屋上のソーラーパネルを見学し、屋上の展望にも感動しながらツアーは終了。

環境に配慮されたシステムや装置を、実際に見学しながら説明を聞くことでより身近に感じられ、改めて個人でも省エネ活動にしっかり取り組みたいと感じました。

地球環境に配慮されたオフィスで働く私たち従業員。日々、環境配慮を意識して、できることを見つけていきたいと思います。

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