卵殻肥料で育てたお米、卵殻米の収穫体験をしてきました!
2022.11.09
資源の有効活用
食育 その他
こんにちは。 株式会社 全農・キユーピー・エツグステーシヨン 愛知工場(愛知県丹羽郡)の岩井敬洋です。
11月5日(土)に卵殻米を生産していただいている埼玉県行田市の「あらい農産株式会社」様の稲刈り体験に参加してきました。
卵殻米とは、キユーピーグループの工場から発生する卵殻を乾燥させて、田んぼに肥料として撒き、育てていただいたお米です。卵殻を肥料として使用すると、お米に粘りが出て、もちもちとした食感となり、美味しくいただけます。そのお米は、キユーピーグループの社員食堂や都内の学校給食にも提供されています。
卵殻米に使用する乾燥卵殻は全農・キユーピー・エツグステーシヨン茨城工場から出荷されています。その卵殻で育ったお米が社員食堂で食されるなんて、とても良いサステナビリティの取り組みだと思いませんか?
ということで、グループの従業員、家族含め30名ほどが参加して、稲刈り体験を実施しました。
当日は、朝は曇っていましたが、稲刈り体験の時には晴れ上がり、絶好の天候となりました。まずは、あらい農産の新井喜好さんに稲刈り指導をしていただき、その後皆で一斉に手刈り作業を始めました。田植え祭の時に自分たちで植えた苗も、ちゃんと頭を垂れてしっかり実っており、安心しました。鎌を使用した手刈りなので、子どもたちも最初は刈るのに苦労していましたが、徐々に作業にも慣れ、一生懸命、一束一束、丁寧に刈り取っていました。中には、稲で迷路をつくる子どもたちもいました。
ある程度手刈りをした後、あらい農産の従業員の方が、コンバインで稲刈りをしました。あっという間に作業が終了し、コンバインが無い昔は大変苦労したんだということを感じるとともに、文明の力に圧倒されました。その後、希望者は実際にコンバインに乗せてもらえました。
作業終了後は、お楽しみの昼食会です。これまた、新井社長の奥様をはじめ、従業員の方が用意してくれた、おにぎり、豚汁、お漬物です。新米のおにぎりだけに味も格別で、とても美味しくいただきました。子どもたちも「美味しい! 」と言いながら、おにぎり、豚汁のおかわりもして、その味を堪能していました。
秋が深まりつつある1日を稲刈り体験できて、とても充実した日を過ごすことができました。改めて、農家さんの苦労を知るとともに、食のありがたさ、資源の有効活用の重要性を感じた一日となりました。