「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦」の表彰式に参加しました
2023.01.12
食育 その他
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 郡山営業所の西本大輔です。
2022年12月20日に行われた「福島発のキュウリビズ 愛情込めてキュウリ栽培大作戦」の表彰式に参加してきました。
この取り組みは2009年度から始まり、東日本大震災の影響で休止したものの、2014年度から再開して今回で11回目となります。福島県内の小学生を対象に、福島県名産のキュウリを育てることで生命の尊さを学び、生産者である農家、食材を調理してくれる保護者、命ある食材への感謝の気持ちを育むことを目的として開催されています。
受賞校の皆さん
キユーピー東北支店の丸本さんも挨拶
キユーピーは「キュウリ栽培大作戦」参加校のうち希望する小学校に、育てたキュウリの収穫時期に「マヨネーズ教室」を実施します。コロナ前は郡山営業所や広報で働く従業員が小学校に出前授業に行き、実習でマヨネーズを手作りしてキュウリにつけて食べてもらっていましたが、コロナ以降はオンライン授業で、野菜の話やマヨネーズについての講義をしています。
参加する小学校はキュウリの栽培日記とキュウリを使った料理のレシピを出品。審査会で12校が受賞しました。表彰式の会場には入賞作品が展示されており、壁新聞や育ったつるの長さを紙テープで等身大にまとめた作品、キュウリが苦手な友達のためのレシピなどがあり、どれも見応えがありました。
壁新聞としてまとめた作品
マヨネーズを使ったキュウリのレシピ
最優秀賞に輝いた磐梯町立磐梯第一(ばんだいだいいち)小学校の児童が「受賞は僕たちの力だけではなく、先生方やネットを張るのを手伝ってくれた用務員さん、農業の苦労や素晴らしさを感じさせてくれた農家の方、大勢の方のおかげです。ありがとうございました」と発表していたのが、とても印象的でした。
キュウリの栽培を通して子どもたちがキュウリのことだけでなく、周りの人たちへの感謝の心を育んでいることを知ることができ、この取り組みの素晴らしさと、このプロジェクトに参画させていただいていることのありがたさを実感しました。
出前授業「マヨネーズ教室」では、キュウリが苦手と言っていた児童が「おいしい」と食べている姿がとても嬉しいのですが、オンライン授業では見ることができません。今年こそは小学校を訪問し、手作りマヨネーズの実習をしたいと思います。