「にじいろクレヨン」活動報告会に参加しました！

2023.03.27

社会その他

こんにちは。　キユーピー株式会社　生産本部の江崎高史です。

先日、マッチングギフト制度「ＱＰｅａｃｅ」の支援先である「にじいろクレヨン」（宮城県石巻市）さんの活動報告会に参加しました。
代表の柴田滋紀さんは妻の大学時代からの友人で、東日本大震災の前は、お花見や飲み会等で何度かお会いしたことのある間柄でした。

２０１１年３月１１日、東日本大震災が起きたとき、柴田さんが被災されたという知らせを聞きました。それから１か月くらい経ち、震災当日の状況やその時の心境などを、柴田さんの友人がまとめられた文章を読む機会があり、とても衝撃を受けました。

命のつかいみち＞＞　https://nijiiro-kureyon.jp/about/genten.html

震災から１０日あまりで「石巻こども避難所クラブ」を結成、半年後に「にじいろクレヨン」に改称、翌年の３月にＮＰＯ法人として認証されました。震災当時、私は挙母工場（愛知県豊田市）に勤務していましたので、被災を経験していませんでしたが、柴田さんの活動を遠くからでも何かできることはないかと考えていた時、キユーピーグループのマッチングギフト制度があることに気付き、推薦することにしました。

ＱＰｅａｃｅの支援団体は１年ごとに見直しされますので、毎年推薦しつつ、何度か石巻の街を訪問して「にじいろクレヨン」の活動を見守ってきました。しかしマッチングギフト制度だけでなく、キユーピーとして、もっと寄り添った活動ができないかと思い、２０１９年に事務局に相談したところ、東北支店へ紹介していただきました。それからは、東北支店と一緒になった活動がはじまりました。手作りマヨネーズ体験などを通して、石巻の子どもたちの笑顔を広げる活動を一緒になって取り組んでいる姿を見て、本当にうれしく思います。

震災から１２年が経ち、活動場所が避難所から仮設住宅、復興住宅と変わっていく中で、「子どもたちが安心して笑顔で過ごせる環境づくり」という理念のもと、必要と感じる役割を変えながら継続されていることを、活動報告会に参加して改めて実感しました。東北支店と一緒に、石巻の地に根差した子どもたちの笑顔を絶やさない活動を、これからも続けていけたらと願っています。