~古くて新しいふるさと相双を作る~「そうそう子ども公民館」さん活動報告会に参加しました
2023.04.26
社会 その他
こんにちは。 コープ食品株式会社 営業開発部 開発課(東北工場駐在)の葉室日奈子です。
4月19日に、マッチングギフト制度「QPeace」の支援先である「そうそう子ども公民館」(福島県)さんの活動報告会に参加しました。
私は福島県出身で、高校生の時に東日本大震災を経験。震災の翌年、地元の短期大学在学中に始めた仮設住宅の子ども支援ボランティアで、「そうそう子ども公民館」の発案者である新山さんと出会いました。
当時から新山さんは熱心に活動され、一人ひとりと向き合っていらしたので、子どもたちからは「師匠」「先生」などと呼ばれ、保護者や仮設住宅の住民の皆さんにも、とても慕われていました。
その後就職し、ボランティアには行けなくなって数年後、私は仕事で東京に転勤となり、初めてキユーピーグループのマッチングギフト制度「QPeace」を知りました。
「これなら自分がやりたかった福島の今を発信できるかもしれない。知ってもらうチャンスなのでは!? 」
「新山さんが新たに団体を立ち上げ、浪江町や大熊町で熱心に活動されている。応援できないかな!? 」
このような想いで、QPeaceの「支援団体の推薦」をしました。
活動報告会には、以前仙川キユーポート(東京都調布市)で一緒に仕事をしていたメンバーや、東北エリアで働くグループ従業員も参加していて、とてもうれしかったです。
新山さんからは、原発周辺地域の、震災当時から現在に至るまでの状況や、団体の活動概要などを伺いました。当時のことや被災地の今について、改めて振り返るきっかけとなりました。参加者から「実際に交流する計画を立ててみませんか」と背中を押してもらい、すごく勇気が出ました。
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から12年。
震災に関する報道も減ってきている中、このような形で「原発周辺地域の今を知ってもらえる」「地域に住む方々、ふるさとを元気にできる」お手伝いができることを、非常にうれしく思います。
今回Qpeaceの活動報告会を通して、応援してくれる仲間ができました。支援活動はスタートしたばかりですが、今度は現地でキユーピーグループの従業員と会えること、活動の輪が広がることを楽しみにしています。