コーチングで社員を幸せに! 社内コーチング活動 第1回「コーチングとの出会い」
2023.06.21
ダイバーシティ
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 人事本部の三沼弘幸です。
さっそくですが、皆さんは「コーチング」という言葉をご存じでしょうか。
私はプロのコーチで、社内でコーチ人材の開発やコーチングのトレーニング、キャリア形成やコミュニケーションなどの各種セミナーの開発・運営をしています。本日から3回にわたり社内でのコーチング活動を紹介したいと思います。今回は第1回目として「私とコーチングの出会い」をお伝えします。
私が初めてプロのコーチに出会い、プロのコーチングを受けたのは7年前のことです。
その時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。コーチが私の話を真剣に聴いてくれたことはもちろんですが、私が見たこと・聴いたこと・思ったこと・感じたことを、私と一緒に、いや私以上に理解して受け止めてくれたのです。そんなコーチの姿と、その時コーチにかけられた言葉に、人目をはばからず涙したのは生まれて初めての体験でした。
当時の私は、体調を崩し休職する経験をして、その時の挫折感を心の奥底でずっと引きずっていました。辛く悔しかった記憶と感情が、コーチに関わってもらい、受け止めてもらったことで鮮やかに蘇り、そして涙と共に洗い流され、解消された瞬間でした。
私がひとしきり涙した後、コーチが優しく丁寧に、でも力強く質問してくれました。
「三沼さんは、本当はどうしたいのですか?」
この質問で過去に向いていた自分の意識が一気に未来へ、しかも私自身が「本当に望む未来」へ向かいました。
「そうか・・・本当は、自分は○○をしたかった・・・」
ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、コーチへ自分の本心・本音を伝えました。
するとコーチは、満面の笑みで伝えてくれました。
「いいじゃないですか! ぜひそれをやりましょうよ! 三沼さんなら絶対にできますよ!!」
私の望む未来を応援してくれるコーチという存在に、心の奥底から勇気が湧いてきました。これが私とコーチそしてコーチングとの最初の出会いでした。
それまでは営業職一筋でキャリア・アップすることしか頭になく、体調を崩したことで営業職を外れ、人生やキャリアに希望を失った自分でしたが、コーチと出会いコーチングを受け続けることで、様々な夢を新たに描き叶えることができました。
●プロのコーチになって社内・社外で、コーチングができる様になったこと
●プロの研修講師となって社内・社外で、セミナーや研修ができる様になったこと
●社内で私と同じ様なコーチ人材を開発できたこと など
笑顔が素敵な社内認定コーチの皆さん
もちろん途中、上手くいかないこと、辛いことや悔しいことはたくさんありました。諦めたくなることもありました。でもそんな時はいつもコーチが自分を支えてくれました。コーチという存在が、どんな自分も肯定的に受け止め、共感し、自分以上に自分を信じてくれました。だからこそ本当に望む未来に向けて勇気を出して、歩み続けることができたのです。
これが私のコーチングとの出会いであり、「コーチングで社員を幸せにしたい」「社内でコーチを開発したい」と強く望むきっかけとなりました。
左:社内コーチング研修の様子 右:みっちりと研修して社内認定コーチとなります
今回は私を変えてくれた「コーチングとの出会い」をご紹介しました。
次回は、コーチングとは何なのか?についてお伝えしたいと思います。