兒の森活動グループ「里山分校 里山の夜を歩こう」を開催!

2023.08.22

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こんにちは。 株式会社 全農・キユーピー・エツグステーシヨン 愛知工場(愛知県丹羽郡)の岩井敬洋です。

私はキユーピーグループマッチングギフト制度「QPeace」の支援先である「兒(ちご)の森活動グループ」(愛知県小牧市)に所属していて、毎月第1及び第3日曜日に森林保全活動や子どもたちが参加する自然活動に取り組んでいます。

8月6日(日)、毎年恒例の「里山分校 里山の夜を歩こう」が開催され、14家族36名が参加しました。

19時半に兒の森に集合し、グループの代表である柴田さんから説明を受けた後、夜の森に入りました。

まずはわくわく小屋近くで昆虫集めの「仕かけ」があるコナラの木を観察。この木からは樹液が出ていて、カブトムシやクワガタが集まりやすいとの説明を受けました。
この日は残念ながら「仕かけ」にも木の周りにもお宝は発見できず、兒の森の夜道の散策を再開しました。

少し歩くと、羽化したての蝉を発見! 幼虫から脱皮したての白いままの蝉が見つかりました。
昨年も発見しましたが、初めて見る参加者がほとんど!

「キレ~イ」「すごい」などの歓声が上がり、熱心に観察し、写真を撮っていました。

今年もこの羽化したての蝉を複数匹見つけることができ、このイベントの風物詩になりそうです。

その後、真っ暗な兒の森の外周コースを柴田代表のうんちくを聞きつつ、お目当てのカブトムシやクワガタを探しつつ、山頂の青空小屋をめざして歩きました。
途中、近くにある博物館明治村で開催されていた花火も見ることができ、これも夏の思い出の一ページに刻まれたと思います。

頂上では名古屋市内が一望できる景色をみんなで堪能しました。
雨予報もありましたが、おかげさまでとても良い夜景が見られて、皆一様に「最高」「いい眺め~」と感動していました。

頂上から降りてきたら、今度は白布に電灯をつけ、昆虫が寄ってきているかを確認。白い蛍光灯と青い蛍光灯では、寄ってくる昆虫が異なります。
カブトムシはいませんでしたが、みんなで集まっている昆虫の観察を楽しみました。

樹液の出ているコナラに仕かけておいた「ノムラホイホイ(昆虫採集のためのトラップ)」をあける時間になると、参加者は興味津々で集まってきます。

ノムラホイホイにはコクワガタが複数匹入っていて、子どもたちは大喜び。お目当てが見つかると目を輝かせて、「いいなぁ」と声を漏らしていました。

参加した子ども達には事前に用意しておいたクワガタ、カブトムシを抽選で配り、大事に育ててもらうようにお願いして、持ち帰ってもらいました。
ノムラホイホイで採取した昆虫たちは、兒の森に返しました。

21時半頃にお開きとなり、皆さんこのイベントをとても楽しんでくれたようで、親子の会話を弾ませながら、帰宅の途につきました。

真っ暗な山道を歩くという貴重な経験、そこで昆虫等の生物に触れ合う経験が、子どもたちや家族にとって、かけがえのない時間になってくれているとうれしいです。

私たち兒の森活動グループは、QPeaceの支援により、充実した活動を行うことができています。しかしながらメンバーの高齢化が進んでいますので、新しいメンバーを大募集中です。 自然体験事業、自然保全事業を行っている兒の森活動グループで、一緒に汗を流しませんか?

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