11月5日はいい卵の日! 第2回 ~おいしいお菓子をつくる卵の魅力~
2023.10.20
食育 その他
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 研究開発本部の岩本知子です。
11月5日はいい卵の日! 第1回の有満さんからバトンを受け取りました。第2回は「おいしいお菓子を作る卵の魅力」をお伝えします。
皆さんはお菓子作りに欠かすことのできない素材である「卵」の魅力をよくご存じだと思います。プリンやスポンジケーキ、パンケーキ、どら焼きにクレープ・・・と卵の力やおいしさがなければ作れないお菓子がたくさん思い浮かぶのではないでしょうか。
お客さまへ提案用の試作品
就職活動中に私が通っていた製菓学校の校内掲示板に「製粉メーカー」 「製糖会社」 「卵のキユーピー」と求人広告が並んでいたのを見かけ、「卵以外ないでしょ!」と入社試験を受けてキユーピーのタマゴ開発部に入社以来・・・いえいえ、物心がついたときからずっと卵が大好きで、その気持ちは今がピークです!
キユーピーの卵製品
通っていた製菓学校でも、授業の中でキユーピーの凍結卵や乾燥卵を使う機会はあったのですが、新入社員の私は卵の世界の奥深さと幅広さに圧倒されました。それは、乾燥卵など商品の種類の多さ、こだわりの卵の繊細な味の違い、液卵の種類による泡立ちの違い、それを使ったお菓子のできあがりの違いなど多岐にわたります。
卵によるロールケーキの色の比較 / 卵によるスイートポテトの色の比較 / 卵の色の違い
卵が入っているおいしいお菓子たちは、卵の「泡立つ力」 「固まる力」 「乳化する力」を使って様々な食感や味わいが作られます。さらに、例えばメレンゲの泡を強くする乾燥卵白、砂糖を先に溶かすことで使いやすくなっている加糖卵黄、白、鮮やかな黄色、赤と色とりどりのこだわりの卵、生地をしっとりさせる効果のあるラクティーエッグ(乳酸発酵卵白)など、キユーピー独自の卵製品を使うことでお菓子はよりおいしく、より安定して作ることができるようになります。
卵製品の力を利用した試作品 左:卵風味のクッキー/中:しっとりバターケーキ/右:餡バターのさっくりフィナンシェ
もはやただの「卵」という言葉で表すことのできない「卵製品」の魅力を、日々探求してお客さまへお届けするという幸せな仕事をしているのだと、このブログを書きながら改めて感じました。
これからも卵の様々な魅力を伝えられるように、もっともっと卵に関わっていきます。