「SDGs教室」の開催 ~子どもたちと環境を考える~

2023.10.25

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こんにちは。 キユーピー株式会社 広報グループコミュニケーション室の池田律子です。

キユーピーは食育活動として1961年にオープンキッチン(工場見学)を開始、1984年には食にまつわる講演会を、2002年からは出前授業で「マヨネーズ教室」を始めるなど、現在に至るまで様々な活動を続けています。

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そして2022年には、出前授業に「SDGs教室」が仲間入りしました。「SDGs教室」は、SDGsの17の目標のうち、「12つくる責任、つかう責任」を取り上げ、キユーピーグループの取り組みを交えて、環境問題について自分たちができることを考えてもらうプログラムです。

「今年もSDGs教室をお願いできますか?」
昨年訪問した小学校から今年も出前授業を開催してほしい、とうれしいお電話をいただきました。SDGs教室を始めて1年余り、同じ小学校から2回目の開催依頼、初のリピーターです!
担当の馬場先生は、授業でゴミ問題を扱う際、企業の人から直接その取り組みを子どもたちに話してもらうために、いくつかの企業に依頼しているそうです。子どもたちも企業もそれぞれの立場でできることに取り組むことの大切さを伝え、「社会の一員としての責任を果たす」ために自ら考え、動ける子どもたちであってほしいとの想いをお持ちでした。

授業中の様子

今回私は、この小学校に2回目の訪問で、初めて授業を担当しました(前回は見学のみ)。しかも地元なので、思い入れもたくさんあります。キユーピーが実施する出前授業「SDGs教室」は、世のなかの課題やキユーピーの取り組みを紹介し、ゴミや食品ロスをなくすために自分ができることを子どもたちが考えワークシートに記入します。次にグループに分かれてディスカションし、最後に各班で話し合ったことを発表という構成です。

こそっと「ねえねえ、〇%オフになったお惣菜を買います、とかもいい?」と声をかけてくれる子どもがいました。「消費期限間近のものを買ったら買う方はお得だし、期限が切れてしまった商品をお店が捨てることもなくなるから、お互いにいいよね」なんてほほえましい会話も。「消費期限と賞味期限の違いは知ってる?」「知ってるよ!賞味期限はおいしく食べられる期限だよね!」といった会話もありました。
さすがSDGsの認知率100%の子どもたち。社会の一員として自分だけでなく関わる社会のことも考えています。

SDGs教室への参加は、私自身の考えるきっかけにもなっています。毎日おなかいっぱい食べられることに感謝して食べものを大切にする、無駄をなくすなど、あたりまえのことをあたりまえに心がけようと改めて思いました。

また来年、この小学校を訪問できたら胸を張って私が取り組む3Rを子ども達に話せますように。

大田区立入新井第五小学校 4年2組担任 馬場先生のコメント

小学校4年生では、ごみを出してから埋め立てられる過程を学習します。そこで、普段目にする機会が多い身近な企業が行う環境への取り組みを学ぶことで、子どもたちの知識に幅や奥行きが生まれます。そうすることで、子どもたちに、持続可能な社会の一員としての自覚をもち、自ら考え、行動できる人になってほしいと願い、SDGs教室を取り入れています。企業の皆さんと一緒に私たちもごみ問題や食品ロス問題へ取り組みます。

キユーピーの出前授業SDGs教室の開催を希望される先生は下記からお申込みください。

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