子どもが笑顔になれる未来づくり「絵本を届ける運動」に参加
2023.11.13
社会 その他
こんにちは。 キユーピー株式会社 経営推進本部の北川岳史です。
経営推進本部を中心とするスタッフ部門で「シャッフル活動」を進めています。
部門をまたいだメンバーの有志でチームを組み、新たなコミュニケーションや知識、経験の向上につなげる取り組みです。
その中で「フードバンクについて理解を深めたい、活動に参加してみたい」というメンバーが集まり活動内容を思案していたところ、マッチングギフト制度QPeaceで支援している「シャンティ国際ボランティア会」の「絵本を届ける運動」が話題になりました。
「フードバンク」ではないですが、「絵本を届ける運動」がどのような貢献につながるのかとても気になり「まずはやってみよう! 」ともう一人に声をかけ、申し込みをしました。
届いた絵本と翻訳シール
2週間ほどすると楽しみにしていたセットが届き、他のメンバーも誘い、4名で2冊に挑戦しました。
「絵本を届ける運動」はこのような流れになっています。
①絵本セットを申し込む
②絵本と一緒に届く「説明書」にそって、ハサミで翻訳シールを切り、位置や向きに気を付けて絵本に貼り付ける
③シールを貼った絵本を返送する
一緒に作業した鈴村さん(左)と竹内さん(右)
お互いに自分が不器用であることを自慢しあった後(笑)、シールを切る人、シールを貼る人に分かれ、説明書の指示通りに、日本語の文字の上にミャンマー語やクメール語の文字シールを貼っていくと、あっという間(ではなく、1時間ほどかかりましたが・・)に翻訳絵本ができあがりました。
もはや私たちには全く読めません!
自分たちの名前を現地語で表記
慣れない言語は文字の上下も分からないので、シールの正しい向きが分かるように、四隅の切り落とし方が、上は丸みがあり下は直線的など、誰でも作業ができる工夫もありました。
最後に自分の名前を現地語で書くのですが、それもなかなかワクワクする体験でした。
一緒に作業した楠さん
「受け取った子どもたちには、50歳近くのオヤジがシールを貼っている姿は想像できないだろうな」
「これで子ども達の未来に貢献できるのであれば、手軽で面白い」
「食育やサラダの絵本の翻訳絵本をお届けできたらいいな」
など、本を手にする子どもたちを想いながら、自由に発想しながら、楽しく作業ができました。
今回作成した翻訳絵本
今回の活動で、子どもが笑顔になれる未来づくりには、色々なアプローチがあることを学ぶことができました。