卵殻肥料で育てるお米「卵殻米」の稲刈り体験に参加してきました
2023.11.17
資源の有効活用
食育 その他
こんにちは。 キユーピータマゴ株式会社 管理本部の河野順子です。
11月とは思えない夏日一歩手前の暖かさの中、「卵殻米」を生産していただいている埼玉県行田市の「あらい農産株式会社」様の稲刈り体験に参加してきました。
あらい農産様では、キユーピーグループの工場から発生する卵殻を肥料として活用し、お米を生産されています。
青い空の下、一面黄金色にかがやく稲穂! たわわに実り、こうべを垂れています。とってもきれい!
今年6月に田植えをしてから、数か月。(ブログ)緑色の弱々しい葉っぱだけだった苗からは想像できないほどの成長ぶり。
今年の猛暑にも耐え、台風にも負けることなく立派に育っていました。
まずは、自分たちの植えた稲を手刈りしていきます。のこぎりの歯のようなアーチ型の鎌で、一束一束丁寧に収穫。みんな驚くほど手際よく稲を刈っていきます。
気付くと、刈り進めたところが迷路のようになっていて、行き止まりや出入口が何カ所もあり、子どもたちも大喜び! カエルやバッタもたくさん見つけることができ、貴重な体験となりました。
手刈りを終えたら、コンバインで一気に収穫していきます。その速さといったら、手刈りの数十倍。あっという間に収穫完了です。
お昼は、恒例の豚汁とおむすび。卵殻米のおにぎりは甘みも強く、お米に粘りが出てもちもちとした食感となり、とても美味しいです。
こちらで生産された卵殻米は、キユーピーグループの従業員食堂や都内の学校給食でも提供されます。そろそろ新米が届く頃ですね。
資源の有効活用・循環の発想から生まれた美味しいお米を、ぜひ皆さんにも食べてほしいです。