イチゴで楽しむ食育イベント ~子どもたちと一緒に描いて・触って・観察! ~

2024.05.16

食育 その他

グループ

こんにちは。 アヲハタ株式会社 研究センターの小林俊裕です。

4月20日(土)、アヲハタ ジャムデッキで「描いて・触って・観察して 自分だけのイチゴ図鑑を作ろう」イベントを開催しました。

約2年前、社内公募で誕生した食育プロジェクトは、「子どもたちがフルーツから食の楽しさや大切さに気付くきっかけをつくる」ことに貢献したいという想いからスタート。フルーツの中で、特に子どもたちに人気のあるイチゴに注目して、企画を立てました。(昨年のイベント

プロジェクトメンバーの「食べること以外の体験で、食の魅力を感じてもらうことができないか」というアイデアから、イチゴの実がなっている様子を直接観察し、触れ、スケッチして自分だけのイチゴ図鑑を作る体験型のイベントを考案しました。

当日は、小学生とその保護者の14組28名が参加されました。まず、「ジャムの日」※ やアヲハタの紹介の後に、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構とアヲハタが共同開発した「夢つづき」を使ってイチゴの観察ワークを行いました。ジャムデッキの屋外に並べたイチゴを、子どもたちはルーペを使って葉や花、果実などの特徴を一生懸命観察していました。

※ジャムの日・・・1910年4月20日に長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を皇室に献上したとの記録があります。この塩川氏の技術が日本のジャム産業の礎になったと考えられることから、日本ジャム工業組合が4月20日を「ジャムの日」と制定しました。

屋外でイチゴの観察ワーク

真剣にイチゴを観察!

続いて、イチゴの観察ポイントをクイズ形式で解説しました。葉っぱの構造や、花からイチゴが実るまでの流れなども紹介。その後、参加者は観察ポイントを参考にして、イチゴのプランターを見ながらスケッチを行いました。持参した画材(クレヨンや色鉛筆など)を自由に使って、イチゴの特徴を絵で表現してくれました。中にはイチゴの成長の流れを描いてくれたお子さんも! スケッチ後には、子どもたちにイチゴの果実を1個収穫してもらいました。

イチゴのスケッチ作品

次に、収穫したイチゴを持ってジャムデッキ館内に移動した後、イチゴのクイズを交えながら、フルーツと朝食の摂取の大切さをお伝えしました。最後に、パフェの作り方を紹介し、イチゴやアヲハタ商品、ヨーグルトなどを使って親子で簡単にオリジナルパフェを作る体験をしました。フルーツを飾り切りしたり、パフェの層を積み重ねたりして、それぞれ工夫しながらこだわりのパフェを作っていました。

「夢つづき」の特徴を説明

作ったパフェは写真を撮ってプレゼントしました!

イチゴ図鑑は17ページにも!

イチゴのスケッチ作品やオリジナルパフェの写真を貼り付けたシートは、他のイチゴに関する豆知識やレシピと一緒に製本し、参加者に自分だけのイチゴ図鑑としてお渡ししました。自宅でイチゴについてさらに学びたいお子さん向けに、自由研究用のワークシートも用意しました。

皆さんからは、「パフェを作ったり、イチゴの絵を描いたりして楽しかった」「イチゴのことがよく知れて、子どもと一緒に参加できて楽しかった」「盛りだくさんのイベントで大満足でした」「スタッフさんの説明が大変良かった」といったうれしいコメントをいただきました。

手で触って、目で見て、スケッチを描き、そしておいしいパフェを味わう。五感を使った体験を通して、イチゴやフルーツの魅力を再発見するお手伝いができていたらうれしいです。
今後も、子どもたちにフルーツを通じた食育活動を継続し、食の楽しさや大切さに気付くきっかけづくりに貢献していきます。

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