段ボールから生まれる笑顔! 関西キユーポートから子どもたちへの贈り物

2024.06.12

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こんにちは。 キユーピー株式会社 経営推進本部 関西キユーポート総務チームの塩田香織です。

関西キユーポート(兵庫県伊丹市)は、2020年に開所したタマゴ加工品の生産拠点を中心とする、グループの生販物一体型の拠点です。今回は、関西キユーポートで取り組んでいるサステナビリティ活動の一つ、段ボールから子どもたちの笑顔へつながった社会貢献活動をご紹介します。

関西キユーポートには営業部門のオフィスのほか、ハンシンデリカサラダクラブ伊丹工場、キユーピータマゴ伊丹工場の3つの工場があり、生産活動に伴い、年間で約500トンの段ボールが排出されます。通常、回収業者に引き取られた段ボールは製紙会社に送られ、新しい段ボールに再生されます。しかし、この段ボールを何かにアップサイクルして社会貢献につなげられないかと考え、同じく社会貢献活動に取り組んでいた回収業者や段ボールメーカーと共に知恵を絞り、相談を重ねました。

その結果、排出された段ボール1Kgから12匹のどうぶつおもちゃに生まれ変わることが分かりました。次に地元の伊丹市社会福祉協議会に、地域の子どもたちに配布する方法を相談したところ、「子ども食堂のイベントで配布してみては?」との提案をいただきました。昨秋、伊丹市内の15か所の子ども食堂で、合計1200匹のどうぶつおもちゃを配布することができました。

子ども食堂を訪れた際、目を輝かせながら夢中になって組み立てたり、サインペンで色を塗ったりしている子どもたちの姿を見て、「これこそ子どもたちの笑顔のサポーターだ」と実感することができました。

キユーピーは食品メーカーですが、食品の提供だけでなく、このような形で社会貢献活動も行っています。日々何気なく排出している段ボールが、このような素晴らしいことにつながっていることを従業員にももっと知ってもらい、一人ひとりがこういった社会貢献活動に参加していることを感じてもらいたいです。
関西キユーポートは、これからも第二弾、第三弾の「子どもの笑顔のサポーター活動」を継続していきます。

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