広がる笑顔とつながり 荒川区でのフードパントリー体験

2024.06.13

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こんにちは。 キユーピー株式会社 研究開発本部の小澤菜月です。

先日、「あらかわ子ども応援ネットワーク」のフードパントリー(食支援活動)に参加させていただきました。
「あらかわ子ども応援ネットワーク」は、荒川区の地域住民や行政、さまざまな団体が関わり、それぞれの得意分野を活かして連携しながら支援活動を展開しています。

朝の打ち合わせの様子

月に一度実施されるフードパントリーでは、地域の子育て家庭や学業に励む学生に向けて、食品の提供とコミュニケーションを行っています。

この日は、荒川区を中心に活動する複数の団体や大学から、合わせて20名ほどが参加。朝の打ち合わせでは、当日の流れや配布する食品を確認しました。

各家庭に配布する食品

すべての家庭に共通して配られたものとしては、毎回配布している野菜、卵、米に加えて、今回はお菓子やプロテインなども・・・。
(先月の配布食品にはキユーピーのドレッシングもあり、好評だったそうです! )

今回は約130世帯から申し込みがありました。さまざま企業や団体から段ボールで届く食品を、午前中のうちに手分けしてカゴ詰めしていきます。

カゴから、マイバッグに詰め替え

お昼をはさんで午後からは食品の配布を行いました。皆さん、カゴに詰められた食品を、持ってきた袋に詰め替えていました。

中には「プロテインってどうやって飲むの? 」という声も。学生時代にスイマーだったというボランティアの方が、本格的なおいしい飲み方をアドバイスしていました(笑)。

「ご自由にお取りください」コーナー

「ご自由にお取りください」コーナーでは、全家庭に配布するには数が足りない食品を置いています。地域のコンビニなどに設置された食品回収ボックスに集められたものを提供していて、まさに食の循環です!

乾麺やレトルト食品、お菓子など幅広い種類があり、皆さん好きなものを選べるというわくわく感を楽しんでいました。

食器や衣服などが選べます

食品以外にも、化粧品や食器、衣服などが用意されていました。
ちょうど季節の変わり目で衣替えの季節。成長期真っ盛りなお子さんの服を選ぶ方も多く、朝市のような賑わいを見せていました。

親子連れで来る方が多く、フードパントリーは笑い声で溢れ、とてもにぎやかな空間でした! 初めて訪れた方とは何気ない雑談から会話の糸口を見つけ、何度も訪れている方とは近況を話すなど、本当に家族のような会話が広がっていました。

きっかけは食品の配布かもしれませんが、集まる場があることで、子どもたち同士や地域住民同士のつながりが生まれる。食品を提供する機会があることで、企業とボランティア活動のつながりが生まれる。

このように、荒川区では点と点を温かい線で結ぶ活動をされていました。私自身もボランティアとしての考え方や捉え方を見つめ直す良い機会になったと思います。
「あらかわ子ども応援ネットワーク」の皆さん、このような機会をいただき、ありがとうございました。

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