幼児向けイベント「ピーマンチャレンジ！」を開催しました

2024.07.02

マヨテラス

食育その他

こんにちは。　キユーピー株式会社経営推進本部総務部マヨテラス運営チーム　森川祥代です。

ピーマンとマヨネーズを一緒に食べると、マヨーズの中の卵黄がピーマンの苦みを抑えて食べやすくなることと、お子様向けのイベントをすることは前回のブログでご紹介しました。

今回は、イベント当日のことをお伝えします。

当日は４～５歳のお子さん１１名が「ピーマンチャレンジ！」に参加してくれました。

まずはボウルに卵を割ります。初めて卵を割る、というお子さんもいましたが、みんな上手に割ってくれました。そしてフライパンにマヨネーズを入れ、マヨネーズが少しフツフツしてきたらピーマンを入れて炒め、火が通ったらソーセージも入れて・・・
最後に溶きほぐした卵を全体に入れて、４～５回木べらでかきまぜたら、蓋をして３分間待ちます。

オムレツができてみんな笑顔！

みんな上手に出来上がり、「おいしい！」、「ピーマンの味（苦み）がしない！」と保護者の皆さんもびっくりするくらいモグモグ食べてくれました。
さらに、「おうちでも作るー！！」、「（来られなかった）家族に作ってあげる！」など、お料理をつくる楽しさも実感してくれた様子が、私はとても嬉しかったです。

今後も、このようなイベントを開催して、お子さんの「おいしい！」、「楽しかった！」という声をたくさん聞けるようにしていきたいと思っています。

研究開発本部　おいしさ研究チーム　大上明日実です。

人は、舌にある味蕾（みらい）という器官で味を認識します。味蕾には、味の成分をキャッチするセンサーが備わっています。例えば、ピーマンを食べると、ピーマンの苦い成分がこのセンサーにキャッチされ、「苦い」と感じる仕組みです。しかし、研究の結果、ピーマンと卵黄を一緒に食べると、苦い成分がセンサーにキャッチされるのを、卵黄が妨げて、苦みを感じにくくなることがわかりました。今回のイベントでは、この結果を活用し、ピーマンと卵を一緒に食べてもらいました。当日は、子どもたちが「おいしい！」、「初めてピーマン食べられた！」と笑顔で話す姿を見ることができ、研究をやってきて本当によかったと思いました。

子どもたちには、これからもぜひいろんな野菜にチャレンジして、「野菜っておいしい！」という体験をたくさんしてもらえたらよいなと思います。