11月5日はいいたまごの日! ~笑顔と感動の卵加工品~ 第3回

2024.11.01

食育 その他

社会 その他

こんにちは。 キユーピー株式会社 研究開発本部 タマゴ開発部の渡邊正記です。
卵加工品に携わって43年、40万個もの卵を試作で割ってきました。

第1回では卵の可能性と日本人が卵を好む理由をお話しし、第2回では卵加工品の開発秘話をご紹介しました。今回は、未来の卵加工品について私が考えていることをお伝えしたいと思います。

キユーピーグループの理念には「おいしさ・やさしさ・ユニークさをもって世界の食と健康に貢献する」という目指す姿があります。卵加工品もその一環として、世界の食と健康に貢献し、いつもお客様に笑顔と感動を届けることを目指しています。そこで未来の卵加工品の開発に向けて私が期待していることを3つご紹介します。

未来の卵加工品とは?

●空を飛びたい!
昔の人気アニメで、主人公が自由に空を飛んだり、腕時計で空飛ぶ乗り物を呼んだりするシーンがありました。現代では、それに近い技術が現実のものになりつつあります。近い将来、宇宙旅行が一般的になる時代がやってくるかもしれません。そんな未来に備えて、賞味期限が長く、鮮度を長く保つ卵加工品を開発し、宇宙旅行のお供として選ばれることを夢見ています。

喜ばせたい!
43年間の研究開発の中で「喜ばせたい」という想いを原点に、多くの卵商品を手がけてきました。現在は販売されていない商品もあります。しかし、商品自体には寿命はあるものの、培った技術には寿命は無いと考えています。まだまだ取り組みたい技術テーマや開発途上のアイディアが多くあります。これからも少しでも多くの価値を世の中に残せるように努力したいと思います。

●伝えたい!
キユーピーは「食を通じて社会に貢献する」という考えのもとで100年以上の歴史を歩み、その中で卵加工品は約50年の歴史を重ねてきました。背景にはキユーピーの創始者・中島董一郎の「卵を売っているのだから、卵を使いこなしなさい」という熱い想いがありました。この熱い思いを、卵加工品の歴史とともに一人でも多くの後輩に伝えていきたいと考えています。

大切にしている卵加工品を開発する仲間とのコミュニケーション

いかがでしたでしょうか。長い間卵加工品に携わっていた者として、未来の可能性について考えることはとてもワクワクします。これからもお客様に「笑顔」と「感動」を届けるために、挑戦を続けていきます。

卵の魅力はまだまだ無限大です。皆さまとともに、その可能性を広げていければと思います。

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