大和中学校の生徒さんが職業体験でグリーンメッセージに来場
2024.12.19
グループ
こんにちは。 株式会社グリーンメッセージ 管理部の檜垣仁です。
グリーンメッセージは、鮮度にこだわった国産野菜を使い、カット野菜などの青果加工品の製造・販売をしている神奈川県大和市にある会社です。先日、私が赴任して初めて中学生の職業体験を受け入れましたので報告します。
私たち管理部は、採用や労務管理を主に担当しています。これまでも職業体験の依頼をいただくことはありましたが、コロナの影響もあり、お断りしていました。そんな中、工場近隣の大和中学校でPTA役員を務めている従業員から、「職業体験の実習先探しに困っている」との相談を受けました。課長や若手社員から「地域のために役立ちたい」という前向きな意見があり、今回の受け入れが実現しました。
参加者は、中学2年生5名です。中学校から生徒への課題は、スケジュール調整の電話、事前の打ち合わせのための訪問、そして職業体験実習2日間の3つです。電話は、緊張した様子が伝わり、そばにいらっしゃるらしい先生に相談しながら話す様子がとても初々しく思いました。事前訪問では、「冷蔵庫のような加工場で作業するから温かい服装で」といった注意点や「サラダを買ってボタンが入っていたら嫌だよね」と異物対策としてボタンのついた服では加工場に入れないことなどを説明しました。
そして、いよいよ職業体験実習の当日を迎えました。会社概要、安全衛生、2日間のスケジュールを説明して、スタート。慣れない作業着への着替えから一苦労でした。
1日目は玉ねぎの芽を取る作業に挑戦。涙目になりながらも、一生懸命頑張ってくれました。思ったよりもうまくできず、明日も挑戦したいとの声があり、2日目にも行いました。そのほか、にんじんの皮むきをピーラーを使って楽しそうに作業を進めました。午後は盛り付けも体験し、野菜の下処理から製品になるまで工程全体を学んでもらうことができました。
まとめの時間には社長や私も参加して全員で感想を共有しました。中学生からは「簡単そうに見えて意外と大変だった」「働くことの大変さを知った」など、素直な声がたくさん聞けました。そして「9年後にまた来ます!」という言葉にみんなが笑顔。お土産に中学生たちが盛り付けした商品をお渡しすると、とても喜んでくれました。きっと帰宅後はサラダを囲んで家族との会話が弾んだことと思います。
今回の職業体験を通じて、私たちも多くの気づきや学びを得ることができました。日頃何気なく手に取るサラダ1つにも、多くの人が関わっていることを感じてもらえたことが喜びです。また、来年も地元の中学校に協力し、このような活動を通じて、地域の皆さんとのつながりを大切に、少しでも社会に貢献できる会社でありたいと思います。
●株式会社グリーンメッセージ http://www.greenmessage.co.jp/
2013年12月に設立した、鮮度にこだわった国産野菜を使い、カット野菜などの青果加工品の製造・販売をしている会社です。野菜でお客様に健康をお届けし、たくさんの野菜を使用することで元気で健康な産地振興のお役に立ちたいと願っています。そして食育に参加することで、地域の皆様とともに健康を喜び合える会社になっていきたいと考えます。