食べることの大切さ・楽しさを体験! ~キユーピーのマヨネーズ教室~

2025.02.25

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こんにちは。 キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室の二宮真理綾です。

食は体をつくり、心を豊かにしてくれる大切なもの。キユーピーグループでは、工場見学やマヨネーズ教室、SDGs教室を通じて、「食べるって楽しい! 」という気持ちを育みながら、未来を担う子どもたちの生きる力や考える力を応援しています。

今回は、そんな食育活動のひとつ「マヨネーズ教室」の様子をご紹介します。

「マヨネーズ教室ってどんな授業? 」 食を楽しく学ぶ出前授業

マヨネーズ教室は、全国の小学校を対象に、2002年から実施している出前授業です。社内認定制度「マヨスター」の資格を持つキユーピーグループの従業員が子どもたちに食べることの楽しさや野菜を食べる大切さを伝えています。家庭科や総合学習、生活科など、さまざまな授業の中で実施されており、実際に体験しながら学べる食育の場となっています。

「マヨネーズができるまで! 」 学んで、作って、味わう体験の流れ

マヨネーズ教室は、講義と実習の2部構成です。前半の45分では、クイズや会話を交えながら、マヨネーズのヒミツや野菜を食べる大切さについてお話します。後半は実習タイム。子どもたちはグループに分かれ、協力してマヨネーズ作りに挑戦します。お酢と植物油に卵黄を加えることで乳化してマヨネーズができる様子を、みんなで力を合わせてかき混ぜながら体験してもらいます。できあがったマヨネーズは、野菜につけて試食。工場で作られたマヨネーズと食べ比べながら、味や状態の違いを楽しみます。最後はみんなで質問や感想を共有して、楽しく締めくくります。

ワクワクいっぱい! 子どもたちが挑戦したマヨネーズ教室の熱い1日

2月に行ったマヨネーズ教室では、元気いっぱいの2年生たちが積極的に授業に参加してくれました。「好き嫌いなく野菜が食べられる人? 」と聞くと、元気よく「はーい! 」と手を挙げてくれる子どもたち。次に「好きな野菜がある人? 」と聞くと、またまた「はーい! 」と大きな声が響き渡ります。でも、「苦手な野菜がある人? 」と聞くと、あれあれ!? やっぱり「はーい! 」と手を挙げる子も。

お友達が嫌いな「なす」について、どうやったらおいしく食べられるかを考え、たくさんの食べ方を提案してくれました。マヨネーズの材料についても、「牛乳が入っている」と答える子が多かった一方で、「お酢が入っている」と知って驚く子も。(正解は油・卵・お酢です)普段食べているものが何からできているのか、子どもたちが興味を持つきっかけとなり、とてもうれしく感じました。

調布市立国領小学校の子どもたちが元気いっぱいに手を挙げて、食べることの楽しさを学んでくれました

実習では、子どもたちが一生懸命にマヨネーズ作りに挑戦。卵の殻を割るのに苦戦した児童も、先生の「失敗した分だけおいしくなるよ」の言葉に励まされて頑張っていました。
完成したマヨネーズを味わうと、「自分たちが作ったマヨネーズ、最高! 」、「どうしておいしいんだろう? 」と不思議そうに尋ねる子どもたち。「いっぱい『おいしくなあれ』って言ったからだよ~」と答えると、みんな納得の表情で笑顔が広がりました。

「手作りマヨネーズは甘い味がする」、「野菜につけた味とそのまま食べる味が違うね」と、それぞれの発見を楽しんでいる声がたくさん聞こえました。ほとんどの班が作ったマヨネーズを完食し、積極的に食べる子どもたちの姿にとてもうれしい気持ちになりました。「自分で作ったマヨネーズは、最強のマヨネーズ! これで300歳まで生きられる! 」といった楽しい感想に、私たち講師は元気をもらいました。

左:作り方のコツを真剣に聞く! 子どもたちの瞳が輝く実習デモンストレーション / 右:おいしくなあれ!

また、子どもたちからは「マヨネーズを作るには、どれくらいの人が必要ですか? 」、「マヨネーズ工場では、何人ぐらいの人が働いていますか? 」といった工場にまつわる質問がたくさん出てきました。私たちも楽しく答えることができ、子どもたちの好奇心がとても頼もしく感じられました。

調布市立国領小学校 2年生担任の先生のコメント

食べるのが大好きな2年生ですが、野菜が苦手な児童が多く、少しでも野菜に興味をもち、食べられるようになればと思い、「マヨネーズ教室」をお願いしました。
前半はクイズや動画もあり、低学年でも楽しく講義を聞いていました。後半はグループでおいしいマヨネーズを作ろうと、みんなで協力していました。試食の時間には、市販のマヨネーズと色や味が違うことに気付いていました。自分たちで作ったマヨネーズはとても簡単においしくできて、「家でも作ってみる! 」とみんなにこにこ顔となったマヨネーズ教室でした。

マヨネーズ教室では、実際に手を動かして五感を使って体験することで、食べることの大切さが心にしっかり残るように感じます。子どもたちが「こんなことをしたよ! 」と家族やお友だちに話したくなるような、楽しくてワクワクする体験を届けたいと思います。食べる楽しさが、毎日の食事をもっと楽しく、豊かにしてくれるといいなと思っています。これからも、子どもたちの健やかな成長を支える活動を続けていきたいです。

●マヨネーズ教室のお申し込みはこちらから
https://www.kewpie.com/education/class/

●noteマヨネーズ教室で伝えたいこと
https://note.kewpie.co.jp/n/ne5628935c9df

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