その技術から生まれるKANDOをお客様に
2025.04.16
社会 その他
みなさん、こんにちは。 キユーピー未来創造研究所の所長をしています糀本(こうじもと)明浩です。
突然ですが、「未来の食」って、どんな姿を思い浮かべますか?
栄養バランスが完璧な食事? 環境にやさしい食品? それとも、今よりもっと楽しくて、おいしい食卓?
私たち未来創造研究所は、その名の通り「未来をつくる」ことが使命。食にまつわる社会課題を解決するための研究をしています。そんな私たちの日ごろの業務への取り組みが評価され、先日「Motivation Team Award 2025 優秀賞」を受賞しました!
Motivation Team Award 2025
写真の中央3名は株式会社リンクアンドモチベーション様、左右の4名がキユーピーのメンバー
この賞は、株式会社リンクアンドモチベーション様が主催する組織のエンゲージメント(働く人のモチベーション)向上に向けた取り組みを評価するもので、従業員が生き生きと働ける環境をつくり、成果を生み出している組織に贈られるとのこと。
今回、私たち未来創造研究所の取り組みを評価していただけたことをとても嬉しく思います。約1,000名が参加する表彰式では、トークセッションにも登壇し、私たちの組織づくりについてお話しする機会をいただきました。
未来の研究はワクワクする一方で、成果がすぐに見えにくいもの。だからこそ、研究員が楽しく意欲的に働ける環境づくりを大切にしています。
たとえば、
・リーダー層が「エンゲージメント」について深く理解すること
・1on1ミーティングの工夫や対話を通じた多様な価値観の相互理解
・世代や専門分野の違うメンバーが自由に意見を交わせる場づくり
・階層間の意思疎通を深める取り組み
などです。
これらの取り組みを始めてから3年目を迎える今年、未来創造研究所のメンバーから「Motivation Team Awardに応募してみませんか」との提案を受けて思い切ってエントリーしました。
主催の株式会社リンクアンドモチベーション様からは、未来創造研究所全体でていねいに向き合い続ける姿勢やさまざまなプロセスの工夫、そして定期的に行ってきたエンゲージメントサーベイのスコアが大きく伸びていることなどを高く評価していただきました。
写真左は階層間意思疎通ワークの1コマ 右は未来テーマ創出の1コマ
これからの未来創造研究所
今回の受賞は、私たちの取り組みを評価していただいたもの。でも、これでゴールということではなく、まだ通過点です。
私たちが特に大切にしているのは「対話」。異なるバックグラウンドを持つ研究員同士が考えを共有することで、新たな研究テーマが生まれています。例えば、「ピーマンの苦味を減らす研究」「アレルギーを低減できる卵の開発」などがあります。食に関わる消費者のお困りごとを解決したい、もっと未来の食を豊かにしたい、研究員一人ひとりの想いと対話からこれらの研究成果が生まれました。研究員一人ひとりが「未来創造研究所で働けてよかった!」と思える組織をつくりながら、みなさんにワクワクする食体験を届けられるよう挑戦し続けます。
私たち未来創造研究所のパーパスは、「その技術から生まれるKANDOをお客様に」。
食の可能性を広げ、みなさんの食卓に感動を届けるために、私たちはこれからも挑戦を続けます。
これからも、未来創造研究所のメンバー一人ひとりの活動にどうぞご期待ください!
写真3列目左から2人目が私、糀本
●ピーマンの苦味を減らす研究 https://www.kewpie.com/newsrelease/2024/3331/
●アレルギーを低減できる卵の研究 https://www.kewpie.com/newsrelease/2024/3482/