「シブヤから始まる生物多様性」イベント レポート!
2025.04.11
環境 その他
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みなさん、こんにちは。 キユーピー株式会社 サステナビリティ推進部 環境チームの加藤 豊美です。
3月19日(水)に開催された東急不動産株式会社様主催のトークイベント「シブヤから始まる生物多様性」にキユーピーが登壇しました。その様子をレポートします。
会場のTENOHA代官山に集まった参加者は生物多様性に関心を持つ方など約40人。
「シブヤで生物多様性」というテーマに真剣に向き合い、都市でできる実践的なアイデアについて深く掘り下げました。イベントは基調講演、パネルディスカッション、ネットワーキングの3部構成で行われ、それぞれに充実した内容となりました。
パネルディスカッションには、私たちキユーピーを含む4社(東急不動産株式会社様、ダイキンHAVCソリューション東京株式会社様、株式会社BIOTA様)が登壇し、それぞれの都市での先進的な取り組みを紹介しました。
キユーピーは、生物多様性の保全のシンボリックな取り組みとして始めた「SHIBUYA Urban Farming Project」について詳しく紹介させていただきました。「SHIBUYA Urban Farming Project」は、都市に野菜などの農産物を植えることで、緑地化を進め、生物多様性を育む取り組みです。具体的には、渋谷エリアでの菜園や、地域コミュニティとの連携方法について説明しました。特に、オフィスビルの屋上を活用した野菜栽培や、地域の学校と連携した食育プログラムなどが参加者の関心を集めました。また、都市農業が生物多様性に与える影響についても触れ、昆虫や鳥類の生息地としての役割や、ヒートアイランド現象の緩和効果などを紹介しました。
東急不動産社株式会社様とダイキンHAVCソリューション東京株式会社様は「SHIBUYA Urban Farming Project」のパートナー企業として参画いただいています。
イベントの締めくくりには、参加者同士のネットワーキングの時間がありました。各社のサステナビリティ担当者や環境に関心のある方々との交流を通じて、新たな協力関係やアイデアが生まれる場面が多く見られました。特に、企業間での情報交換や、NPOと企業のマッチングなど、業種や領域を超えた対話が活発に行われていたのが印象的でした。
このイベントを通して、都市における生物多様性の重要性と企業や個人ができることの可能性が再確認できました。
私たちキユーピーグループは、このイベントでの学びや気づきを今後の活動に活かし、自然と共生する持続可能な社会の実現に向けて、取り組んでいきます。