沿革
1910年代、創始者の中島董一郎は、当時の農商務省による海外実業練習生として欧米に渡ります。渡航先で“オレンジママレード”、そしてポテトサラダに使われている“マヨネーズ”のおいしさと栄養価の高さに魅了されて帰国。1925年、「おいしく、栄養のあるマヨネーズを生活必需品となるまで広く普及させて、日本人の体格と健康の向上に貢献したい」という想いで、卵黄タイプで栄養価の高い「キユーピー マヨネーズ」を発売しました。
2025年、「キユーピー マヨネーズ」は発売から100年を迎え、日本国内だけでなく世界で親しまれるようになりました。
私たちは、1919年の創業以来、創始者の「お客様の健康を願う想い」を大切にしてきました。これからも創業からの志を大切にし、「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって世界の食と健康に貢献するグループをめざします。
1919年 |
食品工業株式会社創業 |
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1925年 |
日本で初めてマヨネーズを製造・販売 発売初期の キユーピー マヨネーズ発売当時の広告。 |
1932年 |
株式会社旗道園(現 アヲハタ株式会社)設立 「アヲハタ ママレード」発売 アヲハタ |
1941年 |
「キユーピー マヨネーズ」の出荷量が10万箱近く(約500トン)に達する |
1943年 |
太平洋戦争により原料の入手が困難となり、この頃、「キユーピー マヨネーズ」の製造を休止 |
1948年 |
1943年頃から製造を休止していた「キユーピー マヨネーズ」の製造を再開 |
1957年 |
食品工業株式会社からキユーピー株式会社に社名を変更 |
1958年 |
ポリボトル容器入り「キユーピー マヨネーズ」発売
日本で初めてドレッシングを製造・販売 ポリボトル容器入り キユーピー |
1959年 |
日本で初めてミートソース缶詰を製造・販売 キユーピー |
1960年 |
「キユーピー ベビーフード」缶入り発売 キユーピー |
1961年 |
本格的に工場見学を開始(現 オープンキッチン) |
1962年 |
西府産業株式会社(現 キユーピー醸造株式会社)設立 テレビ番組「キユーピー3分クッキング」放送開始 |
1965年 |
日本初のしょうゆベースドレッシング キユーピー |
1966年 |
キユーピー倉庫株式会社(現 株式会社キユーソー流通システム)設立 |
1969年 | 三英食品販売株式会社を通して、業務用商品の本格的な販売を開始 |
1970年 |
東京証券取引所市場第二部に上場 日本初の低糖度ジャム「アヲハタ 55 オレンジママレード」発売 アヲハタ 55 |
1972年 |
キユーピーで製造した商品の販売を、 |
1973年 |
東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定替え |
1975年 |
キユーピー・アヲハタグループ海外事業部を設置
デリア食品株式会社設立 |
1977年 |
キユーピータマゴ株式会社設立
※
2018年 キユーピータマゴ株式会社と株式会社カナエフーズが合併し、 |
1982年 |
ファインケミカル分野へ進出 Q&B FOODS,INC(米国カリフォルニア州)設立 |
1984年 |
日本で初めてノンオイルドレッシングを製造・販売 ジャネフ |
1987年 |
Thai Q.P. Co.,Ltd設立 ※ 2009年KEWPIE (THAILAND)CO.,LTD.へ移管 |
1991年 |
「キユーピーハーフ」発売 キユーピーハーフ |
1993年 |
北京丘比有限公司設立 「キユーピー テイスティドレッシング」発売 キユーピー |
1999年 |
株式会社サラダクラブ設立
「キユーピー やさしい献立」発売 キユーピー やさしい献立 |
2000年 |
「キユーピー 深煎りごまドレッシング」発売 キユーピー |
2000年代 |
中国・東南アジアの拠点増設など活発な海外展開 |
2013年 |
グループ研究開発・オフィス複合施設「仙川キユーポート」(東京都調布市)開設 |
2015年 |
人材育成を推進するグループ研修センター「みらいたまご」(東京都府中市)開設 |
2016年 |
本社渋谷オフィス(東京都渋谷区)を建て替え、本社機能・営業部門を置く拠点とした |
2017年 |
食を通じて社会に貢献する「キユーピーみらいたまご財団」設立 |
2020年 |
西日本のチルド加工品、生販物一体型の拠点「関西キユーポート」(兵庫県伊丹市)開設 |
2022年 |
野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」開業 |
2019年、キユーピーは創業100周年を迎えました。
キユーピーの100年の歴史を写真とともにまとめています。