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18/09/06

No.51

タマゴ加工品の生産合理化を加速

生販物一体型の拠点「関西キユーポート」を新設します

2020年1月竣工、同年春ごろ稼働予定

 キユーピーは、伊丹工場(兵庫県伊丹市)の跡地に、タマゴ加工品の生産拠点を中心とするグループの生販物一体型の拠点「関西キユーポート」を新設します。竣工は2020年1月、稼働は同年春ごろを予定しています。関西エリアをターゲットに、タマゴ加工品の生産合理化を加速します。

 関西キユーポートでは、これまで別棟に分かれていた割卵工場とタマゴ加工品の生産工場を集約し、割卵から加工までの一貫生産体制を整えます。今後需要拡大が見込まれるタマゴ加工品の生産合理化を図り、商品開発のスピードを加速することで、多様化する顧客ニーズに応えていきます。さらに、周辺に点在するグループ各社の営業・物流部門を集約し、生販物一体型の拠点として部門間のシナジーを向上させます。
 建設場所となるのは伊丹工場の跡地です。伊丹工場は、1938年3月に操業を開始し、マヨネーズや液卵、タマゴ加工品の生産拠点を担ってきましたが、関西の生産体制再編に伴い、2016年11月にマヨネーズの生産を終了しています。

 キユーピーは今後も、ライフスタイルの変化に伴い多様化するニーズに対して、食生活を豊かにする提案を続けていきます。

「関西キユーポート」完成イメージ(予定)

施設の概要は以下の通りです。

名称 関西キユーポート(よみがな:かんさいきゅーぽーと)
※表記上「ユ」は大文字を使用
所在地 兵庫県伊丹市南町4-7-1
建築様式 S造5階建て
面積 建築面積  約4,000㎡(予定)
延床面積 約20,000㎡(予定)
着工時期 2018年9月
竣工時期 2020年1月(予定)
操業開始 2020年春(予定)
入居予定の部門 業務用タマゴ加工品・タマゴ素材品の生産拠点および関西周辺のグループ各社の営業・物流部門
投資額 約115億円
設計・施工 清水建設株式会社

※関西キユーポートには、一般向け見学施設はありません。

「関西キユーポート」名称の由来:

  • 2013年10月に開設したグループ研究開発・オフィス複合施設「仙川キユーポート」(東京都調布市)の名称から「キユーポート」を採用し、「関西」を組み合わせました。
  • 「キユーポート」とは、キユーピー(Kewpie)と「港」を表すポート(port)を組み合わせた呼称です。グループや部門を越えて集まり交わることで、さまざまなアイデアを創出し、新しい商品やサービスを世界に発信していく拠点になることをイメージしています。
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