サステナビリティ・食育
18/05/21
No.26
仕事と子育ての両立支援に継続して取り組んでいます
「プラチナくるみん」の認定を受けました
「くるみん」も6期連続で認定
キユーピーは、2018年5月に厚生労働省東京労働局から「プラチナくるみん」の認定を受けました。「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法※に基づく「子育てサポート企業」として認定(くるみん認定)された企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業が受けられるものです。また、同時に受けたくるみん認定は、認定制度開始以来6期連続となります。
※仕事と子育ての両立が図りやすい雇用環境の整備等を図るため、企業は行動計画を策定・実施することとされています。行動計画を達成するなど、一定の要件を満たしたのち、申請をすることで厚生労働大臣から「子育てサポート企業」として認定を受けることができ、「認定を受けた旨の表示」(次世代認定マーク 愛称:くるみん) を商品等に使用することができます。
くるみん認定の対象期間 (2015年4月~2017年11月) で特に力を入れたのは、「女性活躍の推進」と「働き方改革」です。育児休業する女性が復帰後もキャリアを描くための研修を実施したほか、2017年からは「働き方改革チャレンジ活動」として、部署ごとに、生産性向上と時間外労働削減に取り組んでいます。営業部門は、 男性育児休業取得率の向上をテーマに、育児休業取得率 (1日以上) 100%を目標に掲げ、達成しました。
キユーピーの2015~2017年の育児休業取得者数は、男性が122人、女性が216人で、2017年の男性育児休業取得率は62.5%となりました。ここ数年は、男性の育児休業取得者数や取得割合が増えていますが、これは、営業部門を中心に取得意識が高まったためです。なお、「平成28年度雇用均等基本調査」(厚生労働省)による男性の育児休業取得率は、3.16%でした。
キユーピーは今後も、従業員一人ひとりが安心して働くことができ、“仕事と家庭生活の両立” が実現できる雇用環境の整備を継続して進めていきます。
キユーピーの男性育児休業取得人数・割合の推移
取得者数:子どもが生まれた年でカウントした結果
取得割合:子どもが2歳になるまでに育児休業取得した人の割合
資料:これまでに実施した次世代支援につながる取り組み
キユーピーでは、育児休業等の制度の整備と周知や、社内相談体制の充実、育児休業取得者のいる職場での対応指針の整備を継続的に行ってきました。近年は、育児休業者のキャリア形成支援に加えて、多様化する働き方に対応し、働き方改革にもつながる制度導入に力を入れています。
制度の導入・拡充 | 取り組み | |
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2007年 | 育児制度の拡充 (育児休業・勤務時間短縮期間の延長、 「マタニティ特別休暇」導入など) |
子どもが生まれた従業員へ 「ベビーフード」のプレゼントを開始 |
2008年 | 次世代支援担当者を人事本部に配置 | |
2010年 | 「配偶者異動制度」導入 | |
2011年 | 「フレックスタイム制度」導入 | 上司および総務担当者向けに 「両立支援ハンドブック」を発刊 |
2013年 | 「育児休業者復帰支援ツール」導入 | |
2014年 | 育児休業者対象の「復帰前セミナー」を開始 | |
2016年 | 「在宅勤務制度」を導入 | ダイバーシティ推進担当者を人事本部に配置 |
2017年 | 休職制度の拡充 (海外にいる配偶者への帯同を理由とする休職) |
「働き方改革チャレンジ活動」開始 |