その他
19/01/11
No.3
持続可能な社会の実現に向けて行動していきます
「サステナビリティ目標」を設定しました
キユーピーは、社会に対するグループの貢献価値を定量的に測る指標として「サステナビリティ目標」を設定し、第9次中期経営計画(2018年12月〜2021年11月)において発表しました。キユーピーは今後も、グループの力で社会にどのように貢献できるかを考え、実行し、広く共感されるグループを目指していきます。
イメージ図:業績目標と並行して進めていくことで「2030ビジョン」を実現する。
サステナビリティ目標とは、社会と企業活動の持続的な成長に向け、キユーピーグループとして取り組む内容を指標化したものです。目標達成への取り組みを通してグループの長期ビジョンである「キユーピーグループ 2030ビジョン」※1の実現につなげていきます。
サステナビリティ目標は、「健康寿命延伸への貢献」「資源の有効活用と持続可能な調達」「CO2排出削減」「子どもの心と体の健康支援」の4つに、グループの成長戦略の土台として進めている「ダイバーシティの推進」を加えた5つのテーマに分かれています。このテーマは、2018年5月に発表した「CSRの重点課題」※2にひも付けたものです。
近年では、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に代表されるように、持続可能な社会の実現に向けて、企業自らが考え、行動することへの関心が急速に高まっています。
2019年はキユーピーが創業100周年を迎える年です。次の100年に向け、グループがどのように成長していきたいのか、社会課題解決に向けた取り組みについても、定量的に着実に進めていきます。
「サステナビリティ目標」の概要は以下の通りです。
■サステナビリティ目標
健康寿命延伸への貢献
サラダとタマゴのリーディングカンパニーとして
- 1日当たりの野菜摂取量の目標値350g※3の達成に貢献する。
- たんぱく質の摂取に貢献するために、卵の消費量アップを推進する。
※3「健康日本21」(厚生労働省)に定める成人1日当たりの野菜の平均摂取量の目標値
資源の有効活用と持続可能な調達
- グループで利用する主要な野菜の未利用部について、2021年までに30%、2030年までに90%以上を有効活用する。
- 商品廃棄量を2021年までに25%、2030年までに50%削減する(2015年対比)。
CO2排出削減
- グループの年間のCO2排出量について、2021年までに7.5%、2030年までに20%削減する(2013年対比)。
子どもの心と体の健康支援
- 2030年までに、グループの食育活動などで接する子どもの笑顔の数を、100万人以上にする(2019年からの累計)。
上記に加え、グループの成長戦略の土台として下記を推進。
ダイバーシティの推進
- 女性管理職比率を、2021年までに12%、2030年までに30%にする(キユーピー単体)。