その他
19/11/01
No.90
農業と観光の振興により地域の活性化に貢献します
「花園IC拠点整備プロジェクト」埼玉県深谷市と事業契約を締結
2019年11月に事業契約を締結2022年春に「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を開業予定
キユーピーと深谷市(埼玉県深谷市、市長:小島 進)は、11月1日(金)に「花園IC拠点整備プロジェクト深谷テラス整備・運営事業 事業契約」を締結しました※1。
本プロジェクトは、農業と観光の振興によって深谷市ならびに県北・秩父地域の活性化を目的としたもので、「交流と連携によるまちづくり」を開発コンセプトとして深谷市により計画が進められています。キユーピーは、2016年に「公共ゾーン」において深谷市の農業と観光の振興に寄与する取り組みを行う優先協議者に選定されました※2。
このプロジェクトにおいてキユーピーは、野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を開設します。今回の事業契約は本プロジェクトが円滑に進むよう、深谷市とキユーピーそれぞれの役割分担を定めたものです。キユーピーは今後、2022年春の開業に向けた準備を進めていきます。
11月1日(金)に深谷市役所にて行われた締結式には、深谷市(市長:小島 進)、三菱地所・サイモン株式会社※3 (代表取締役社長:山岸 正紀)、キユーピーが出席しました。
※1 深谷市発表のプレスリリース(URL)
http://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/kyoten/kyoten/hanazono_project/1568766694815.html
※2 キユーピーアヲハタニュースリリース2016年No.25参照
※3 三菱地所・サイモン株式会社:本プロジェクトの「民間ゾーン」における優先協議者に選定され、11月1日に深谷市と事業契約を締結
左:三菱地所・サイモン株式会社 代表取締役社長 山岸 正紀氏
中:深谷市 市長 小島 進氏
右:キユーピー株式会社 代表取締役 社長執行役員 長南 収
キユーピーは、グループのユニークさと魅力を高めるビジネスの創出を目的に、2012年から新規ビジネス案の社内公募制度「Try! Kewpie」(現在はKewpie Start Up! に名称変更)を実施しています。書類選考、経営層へのプレゼンテーションを経て、毎回1~2案が採用され、その後、事業化に向けた具体的な検討を進めています。今回の「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」は、2012年の第1回に選出されたビジネス案です。
お客さまに野菜の魅力を知ってもらい、もっと野菜を食べてほしいとの思いから立ち上がった「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」は、「“野菜にときめく、好きになる!今だけ、ここだけのサラダ体験”ができる」をコンセプトとした複合型施設です。敷地内には、季節に合わせたさまざまな野菜を栽培できる「畑(ポタジェ)」、季節ごとに旬の素材を生かしたメニューが楽しめる「レストラン」、地域野菜や加工品を販売する「ショップ(マルシェ)」を併設し、旬の野菜を収穫できるツアーなどを核とした「野菜教室(クラス)」を開催します。
キユーピーグループは長期ビジョンとして掲げている「2030 VISION 食で笑顔を キユーピーと。」の実現に向け、調味料を使った野菜の食べ方の提案や、カット野菜や惣菜などの商品提案などを通じて、野菜摂取を促進する取り組みを進めています。「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」も、お客さまに野菜の魅力を伝える提案の1つです。今後は、地域の農業への貢献も視野に、野菜にまつわる提案を広げていきます。
【施設概要】
施設名 | 深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム |
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住所 | 埼玉県深谷市黒田および永田地区内 |
敷地面積 | 約17,600㎡(予定) |
コンセプト | 「“野菜にときめく、好きになる!今だけ、ここだけのサラダ体験”ができる 」 野菜のいのちと彩りを、畑に入って五感で体験できる「畑(ポタジェ)」を軸に、3つのコンテンツで構成された体験型施設 ①名物となる肉・魚料理と、旬の野菜や卵などを生かしたおいしさを体験できる「レストラン」 ②試食や対面販売を通して、地元・全国の旬の野菜・果物の食べ頃や食べ方がわかる「ショップ(マルシェ)」 ③旬の野菜を収穫できるツアーなどを核とした「野菜教室(クラス)」 |
開業までの流れ | 2016年 2月 キユーピーが優先協議の権利を取得 2016年 4月 深谷市とキユーピーの二者で基本協定を締結 2019年 11月 深谷市とキユーピーの二者で事業契約を締結 2022年 春 開業予定 |
深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム イメージ図
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