サステナビリティ・食育
22/04/19
No.39
社会貢献活動「食を通した居場所づくりを共に考える」
キユーピーみらいたまご財団 2022年度助成証書授与式開催
4月8日(金)に、オンラインで実施
公益財団法人 キユーピーみらいたまご財団(東京都渋谷区、理事長:長南 収、以下キユーピーみらいたまご財団)※は、2022年4月8日(金)に2022年度助成事業における助成決定団体への助成証書授与式をオンラインで開催しました。
2022年度助成団体募集には、247団体(前年比140%)から応募があり、厳正な選考の結果、プログラムA「食育活動」に27団体、プログラムB「食を通した居場所づくり支援」に105団体、計132団体(前年比120%)への助成が決定しました。助成団体数、助成金額ともに、2017年の財団設立時より過去最多です。中でもプログラムBのうち、新しく子ども食堂などを開始した団体を対象にしたスタートアップ助成が昨年度の7団体を大きく上回る29団体となりました。また、授与式への参加も113団体と過去最多となり、今回助成証書授与式を初めて午前と午後の2回に分けて開催しました。
特定活動非営利法人「手と手と手」の代表者と
キユーピー中四国支店長
「アイデナルボランティアサロン」の代表者と
キユーピー福岡支店次長
キユーピーみらいたまご財団は、一人ひとりの食に寄り添い、食で笑顔を提供できるよう、これからも食育活動や食を通した居場所づくりの支援活動を実践することで、健やかで持続的な社会の実現を目指します。
※ キユーピーは、「食」に関わる社会課題の解決に貢献するため、2017年4月にキユーピーみらいたまご財団(設立当初は一般財団法人、2019年4月に公益財団法人に移行、現在に至る)を設立。食育活動や子どもの貧困対策などに取り組む団体への寄付を中心とした活動を行っている。
参考 キユーピーみらいたまご財団ホームページ:https://www.kmtzaidan.or.jp/index.html
【2022年度助成証書授与式 概要】
日時:2022年4月8日(金)10:00~12:00/13:30~15:30
■第1部 助成証書授与式
- 開会の挨拶(キユーピーみらいたまご財団理事長:長南 収)
- 助成選考結果説明
- 助成証書授与式
助成団体を代表して、プログラムAは、キユーピー中四国支店長から特定活動非営利法人「手と手と手」、キユーピー札幌支店長から「平岸四区ゆたか町内会」の代表者へ、プログラムBはキユーピー福岡支店次長から「アイデナルボランティアサロン」とキユーピー東北支店長から「宮城野子ども食堂」の代表者へそれぞれ助成証書の授与が行われました。
「平岸四区ゆたか町内会」の代表者と
キユーピー札幌支店長
「宮城野子ども食堂」の代表者と
キユーピー東北支店長
■第2部 助成団体と財団関係者(理事、役員など)の交流会
- グループディスカッション
- グループ発表会
- 財団評議員祝辞
午前の部:学校法人香川栄養学園 広報部長 河野美穂様
午後の部:セカンドハーベスト・ジャパン CEOマクジルトン・チャールズ様
参加団体を7~8ずつの8グループに分け、進行役としてキユーピーみらいたまご財団の役員や財団関係者が参加し、交流会を実施しました。グループでのディスカッション後には、各グループが話し合った内容を発表し、運営における課題や難しさ、さまざまな工夫や取り組みなどの情報交換を行いました。また、最後に財団評議員の方から助成決定団体へ祝辞をいただきました。
■財団評議員 学校法人香川栄養学園 広報部長 河野美穂様 祝辞より抜粋
普段通りにはいかないやり方であったり、手間がかかったり、食数が増えたり、さまざまな厳しい現状がある中で、工夫していただいていることがよく分かりました。交流会のネットワークを普段分からないことをお互い聞き合うことのできるような仲間づくりに繋げていただければと思います。
皆さま方のさまざまな活動を通して、食べ物があることで満たされる、おいしく食べられる、人と関われる、信頼できる人がそばにいる、何より地域に居場所があることで癒される、コロナ下でたくさんの制約がある中で癒される体験や満たされる体験が子どもたちや周りの大人たちに一つでも多く広がっていくことを願っております。
印刷時には、PDFデータをご利用ください。