サステナビリティ・食育
商品情報
24/07/02
No.47
再生PETボトルの対象が拡大。おいしさと持続可能な社会の両立へ
市販用ドレッシング類の180mlサイズ全25品に再生PET樹脂を30%含むボトルを採用
2024年7月上旬の製造分から順次切り替え予定
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、180mlサイズの市販用ドレッシング類※1全25品について、再生PET樹脂※2を30%含むボトルを採用し、7月上旬の製造分から順次切り替えます。これにより、年間で新たなプラスチック使用量を約430トン削減、CO2排出量を約380トン削減できる見込みです(前年出荷実績に基づく当社試算)。
※1 ドレッシングおよびノンオイル等のドレッシングタイプ調味料
※2 主に清涼飲料水用のペットボトルを回収し、粉砕・洗浄後、高温下で一定時間処理し、汚れを除去する方法「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」で再生したPET樹脂。
対象商品の一部
対象商品が拡大。市販用ドレッシング類の半数以上が再生PET樹脂を含むボトルに
近年、飲料では再生PET樹脂を使用したボトル(以下、再生PETボトル)の利用が広がっています。キユーピーでは、飲料に比べて油や酢など幅広い原材料を含む調味料でも安全に再生PETボトルを使用するため、食品4社での共同研究や※3※4、独自の検証を重ねてきました。そして2021年6月にテイスティドレッシングシリーズで再生PET30%ボトルを採用し※5、2023年8月にはテイスティドレッシングと機能性表示食品ドレッシングの全品に再生PET100%ボトルの採用を実現しました※6。
今回は対象商品を拡大し、市販用ドレッシング類の主力サイズである180mlの全25品に再生PET30%ボトルを採用します。ボトルの切り替え後から、順次パッケージに独自のecoラベル※12を付与し※7、環境に配慮した容器であることをお客さまへ分かりやすく訴求していきます。
キユーピーは、サステナビリティ目標に「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」を掲げています。今回、ドレッシングの主力である180mlサイズへの再生PET30%ボトルの採用は、その達成に向けた大きな前進であり、今後さらに展開していきます。将来的には油を使用した商品のPETボトルが資源循環できる社会を目指し、今年5月には日清オイリオグループ株式会社と企業の枠を越えた協働も開始しました※8※9。今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速し、循環型社会の構築に貢献していきます。
サステナビリティサイト「プラスチックの削減・再利用」
https://www.kewpie.com/sustainability/eco/plastic/
【参考】キユーピー ドレッシングにおけるプラスチック削減や再利用の主な取り組み
2020年2月 | キユーピー ドレッシング スティックタイプ(現在は終売)の外装に再生プラスチックを約15%使用※10 |
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2021年6月 | キユーピー テイスティドレッシング全品に再生PET樹脂を約30%含むボトルを採用※5 |
2023年8月 | 国内調味料で初めて※11、100%再生PET樹脂ボトルをキユーピー テイスティドレッシングと機能性表示食品ドレッシングの全品に採用※6 |
2024年5月 | 使用済み油付きPETボトルの資源循環に向けてキユーピーと日清オイリオグループが協働を開始※8。千葉市内の「イオン」「イオンスタイル」8店舗にて回収の実証実験をスタート※9 |
※3 食品4社で調味料・食用油用リサイクルペットボトルの安全性評価(2022年5月_共同リリース)
※4 調味料・食用油用リサイクルペットボトルの安全性評価に関する研究で論文賞受賞(2023年6月_共同リリース)
※5 キユーピーアヲハタニュース 2021年 No.56参照
※6 キユーピーアヲハタニュース 2023年 No.51参照
※7 キユーピーアヲハタニュース 2024年 No.13参照
※8 キユーピーアヲハタニュース 2024年 No.38参照
※9 キユーピーアヲハタニュース 2024年 No.39参照
※10 キユーピーアヲハタニュース 2020年 No.32参照
※11 2023年7月リリース当時。キユーピー調べ。2023年6月、日本国内に流通する調味料として
※12 【訂正前】ecoマーク 【訂正後】ecoラベル(訂正日:2024年7月31日)
印刷時には、PDFデータをご利用ください。