サステナビリティ・食育
24/09/30
No.70
今年も力作ぞろい!子どもたちの個性が光る作品が多数
「キユーピーの自由研究」受賞作品が決定!
2024年度の受賞作品を食育コンテンツ『食生活アカデミー』に本日公開
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、2024年7月8日(月)から9月1日(日)に募集した「キユーピーの自由研究」の応募作品の中から受賞作品を決定し、本日9月30日(月)からキユーピー公式サイト内の食育コンテンツ『食生活アカデミー』に公開します。
今年は、新たに五霞工場(茨城県)、神戸工場(兵庫県)、鳥栖工場(佐賀県)の3工場が「夏休みの自由研究をテーマにしたオープンキッチン(工場見学)特別コース」を開催しました。そこで、「特別コース」に参加して自由研究の作品を応募してくれた子どもたちの中から、「工場賞」を選出しました。受賞は各賞併せて14作品です。
■食生活アカデミー「キユーピーの自由研究」
https://www.kewpie.com/academy/research/
<募集の概要>
- 募集期間:2024年7月8日(月)~9月1日(日)
- 対象:小学1~6年生
- 募集内容:食に関する自由研究(自由な作品形式)
<受賞作品の一例>
【スポーツと栄養賞】
「運動大スキ!ぼくにとっての栄養と体調」
受賞理由:スポーツ選手の食事を見習って自分に合う食事を取り入れ、体調の変化を調べることで食事の大切さを示したこと
【お弁当開発賞】
「私たちとお弁当」
受賞理由:日本のお弁当の良さを伝えるとともにお弁当に大切なポイントを明らかにし、それを満たす理想のお弁当を開発したこと
力作ぞろいで審査は難航
今年も厳正なる審査・選考の結果、受賞作品を決定しました。キユーピーの従業員など審査員からは、「作品のレベルが年々上がっていて、素晴らしい」「なぜ知りたいのか、実現したいのかという目的意識があるのが良い」「研究に対する思いに心を動かされた」「子どもたちの食への幅広い興味が感じられた」といった声がありました。これからも自由な発想で、気になること、やってみたいと思うことに、前向きにチャレンジしてほしいと審査員全員の思いが一致しました。
受賞作品選考の様子
今年はパソコンを使用した作品や継続した研究テーマが多数
近年、パソコンを使ってまとめたレポートが増えています。パソコンで図表を作成したり、画像デザインソフトで見やすくまとめたり、内容を伝えるための工夫が見られ、小学校でICT教育が進歩していることを感じました。
また、2年、3年と連続して、一つのテーマに取り組み、深掘りした発展的な内容の研究も複数ありました。例えば「みそ作り」「小型生ごみ処理容器の作製と活用」「愛情を込めた大切な人への料理」「バナナの研究」などです。いずれも自分の興味に沿って、PDCAを回しながら、深く研究を進めている点が素晴らしい、と評価されました。
これまでは、キユーピーが公式サイトで公開しているテーマ例を参照したもの、工場見学の学びをまとめた作品(キユーピーに関連したテーマの作品)が多い傾向にありましたが、今年は「食全般」に多様化していました。実際に自分の身の回りで興味を持ったことを“自由に”研究した、まさに「自由研究」と言える研究報告が多数寄せられました。
例・自分や身の回りの大切な人の健康課題に向き合うもの
・テーマ性(愛情、SDGs、地産地消など)のある料理の開発
・食べ物(植物)の育成と観察日記
・発酵をテーマにした研究
「キユーピーの自由研究」担当者のコメント
どの作品も子どもたちの個性が光り、努力が感じられ、受賞作品の選定には本当に悩みました。残念ながら受賞作品に選ばれなかった子どもたちにも称賛と感謝の意を伝えたいです。
現在は、生成AIなどにより簡単に答えが得られる時代です。自由研究の宿題も必修ではなくなりつつあります。社会に出れば、答えのない世界が待っています。さまざまな疑問や課題に対して、夏休みには、これからも自分で考えて、やってみて、自分なりの答えを見つけ、「できた!」という成功体験を積み重ねていってほしいです。キユーピーが募集する自由研究が夏休みの良い思い出になれば幸いです。
キユーピーは、グループの長期ビジョン「2030ビジョン」に、“子どもの笑顔のサポーター”を掲げています。「自由研究」を通して、将来にわたって役立つ「生きる力」を育むことを応援します。
参考:詳しい取り組みストーリーはこちら
印刷時には、PDFデータをご利用ください。