2004/06/15 No.31 |
★環境活動 |
瓶の重量を12年間で約38%軽量化 |
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キユーピーは、2004年7月出荷分から、ドレッシング200mlの瓶に130g(1本当たり)の軽量瓶を採用します。これまでのドレッシング200mlに使用していたガラス容器の重量は、1992年当時210gでしたが、その後瓶形変更など軽量化を進め、現在は140gに軽量化しています。今回はさらに1本当たり10gの削減とし、約650トン(年間換算)のガラスが削減できます。 また、分別廃棄を考え、中栓をはずしやすい機能を付加しました。 キユーピーが日本で初めてドレッシングを発売した1958(昭和33)年当時は、ドレッシングはまだまだ嗜好性の高い、高級な調味料としての位置付けで、1971(昭和46)年に瓶形を変更した際も、ダイヤカットなどの装飾を施した高級感のある瓶を採用していました。その後、ドレッシングの需要拡大が進むと、混ぜやすさ等の機能やお求めやすい価格が重視されるようになってきました。 また、環境面でも、原材料となる資源の使用量や容器を製造する時のエネルギー消費量、使い終わった後の廃棄物の量などを削減するため、容器軽量化に向けての取り組みも行ってきました。 レギュラードレッシングは、単品ナンバーワンの「深煎りごまドレッシング」があるキユーピーのドレッシングの5割以上を占める主力カテゴリーです。 今回は、1995年から使用してきたドレッシング200ml瓶にさらに改良を加え、重量130g(1本当たり)の瓶を採用します。これにより、強度や保存性を保ちながら、年間で約650トンのガラスを削減、環境への負荷を軽減することができます。 1.今回のキユーピードレッシング200ml容器の特長: (1) 瓶の軽量化で扱いやすい容器へ……(資源・エネルギーの軽減) (2) 中栓を取りはずしやすくする工夫…(ゴミの分別の収集のしやすさに対応) (3) はがしやすいラベルの継続使用……( 〃 ) 2.実施時期: 7月出荷分から順次 ※ご参考 これまでにキユーピーが実施してきた軽量化の内容 ・主力製品であるマヨネーズ500gボトルの軽量化 ・キユーピーハーフダンボールの軽量化 ・ジャムの軽量瓶の採用 ・ベビーフード瓶の軽量化 ・マヨネーズなどのダンボール箱中仕切りの廃止 ・ドレッシングのダンボール箱をハーフトレイへ変更 など |