キユーピーアヲハタニュース
2005/09/29 No.47
★新発売

コレステロールが高めの方に。カロリーも半分
厚生労働省許可特定保健用食品
キユーピー ディフェ 210g <新製品>

10月21日(金)から全国で新発売

 キユーピーは、コレステロールを下げる効果が認められた特定保健用食品「キユーピー ディフェ」を、10月21日(金)から全国で新発売します。
 2003年の人間ドック受診者は311万人で、その24%にあたる75万人の方が「コレステロールが高い」と診断されています。「キユーピー ディフェ」は、コレステロールの吸収を抑制する働きのある植物性ステロールを配合しており、1日15g摂取することで、血中総コレステロール、LDLコレステロールを下げることができます。
 また、高脂血症の方の食事療法では、適正な摂取エネルギーにすることが重要とされています。「キユーピー ディフェ」は、独自の製造技術でカロリーを通常のマヨネーズの半分に抑えており、コレステロールが高めの方に安心して召し上がっていただけます。


食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

 カロリー訴求、コレステロール訴求マヨネーズタイプ市場はここ数年急拡大しており、2000年の79億円から2004年には131億円と1.7倍になっています。キユーピーはカロリー半分の「キユーピーハーフ」を中心に、カロリー・コレステロール訴求タイプの市場で約7割のシェアを持っています。

 キユーピーでは、食品中のコレステロールが気になる方でもマヨネーズの味を楽しんでいただけるように、コレステロールをゼロにした「キユーピーゼロノンコレステロール」を2002年に発売しています。
今回新発売する「キユーピー ディフェ」は、「コレステロールを下げる」機能を持った、コレステロールが高めの方にお勧めする製品です。

【許可表示】
 本品はコレステロールの吸収を抑制する働きのある、植物性ステロールを配合することにより、血中総コレステロール及びLDLコレステロールを下げるのが特長です。コレステロールが気になる方の食生活改善に役立ちます。



1.「キユーピー ディフェ」の効果
 総コレステロール200mg/dl以上の方を対象として、「キユーピー ディフェ」を1日15g摂取していただきました。
 その結果、総コレステロールは、平均値で摂取前244mg/dlから4週間後232 mg/dlになり、8週間後には229 mg/dlと摂取前に比べて約6%低下しました。
 またLDLコレステロールは、摂取前156mg/dlから4週間後は145mg/dl、8週間後には138mg/dlと摂取前より約12%低下しました。
 このように、「キユーピー ディフェ」には総コレステロール、LDLコレステロールを下げる効果があります。



2.コレステロールが下がるメカニズム
 配合している植物性ステロールが、食事の中に含まれるコレステロールの吸収を妨げ、コレステロールの吸収量を減少させるため、血中総コレステロール、LDLコレステロールが下がります。

図1「キユーピー ディフェ」でコレステロールの吸収量が減少するメカニズム
植物性ステロールは、コレステロールの代わりにミセル (コレステロールの運び役)に入り込みます。
ミセルに入り込めなかったコレステロールは体外に排出されます。
植物性ステロールは、体内にほとんど吸収されません。
体内に吸収されるコレステロールが減少します。


3.カロリーを半分にした理由
 「キユーピー ディフェ」は、摂取エネルギーを低く抑えることができるよう、カロリーをマヨネーズの半分にすることにこだわりました。
 高脂血症の方の食事療法では、総摂取エネルギーの適正化、すなわちエネルギーを摂りすぎないことが重要とされています。コレステロールは肝臓などで合成されており、エネルギーを摂りすぎるとコレステロール合成が促進されてしまうからです。
 また、コレステロール値が高い方の8割は、中性脂肪や体脂肪も高い傾向にあることから(キユーピー調べ、n=1036)、カロリーを半分にしました。

【参考】市販品のカロリー比較

図2 市販品15g当たりのカロリー比較



4.製品の概要

4−1.商品名・内容量・価格・荷姿
ブランド 商品名 内容量 参考小売価格
(税抜き)
荷姿
キユーピー ディフェ 210g 380円 20本入り


4−2.出荷日:   2005年10月21日(金)から全国に出荷

4−3.商品特長:
○厚生労働省許可特定保健用食品で、「コレステロールを下げる」効果があります。
○カロリーがマヨネーズの半分なので、摂取エネルギーを低く抑えることができます。

4−4.販売目標:15億円(メーカー出荷ベース/年間換算)



【参考】コレステロールについてのキユーピーの考え
コレステロールは、人をはじめ動物が生きていく上で必要不可欠な栄養素です。細胞膜の材料であり、脂肪の消化に必要な胆汁酸や、性ホルモンの原料でもあります。コレステロール値が低くなると血管が破れやすくなったり、免疫力が低下したりするなどの弊害が生じます。
 また、1日に必要な量の80%のコレステロールが肝臓などで合成されています。健康な人なら合成量を調節し、コレステロール値を一定に保つ機能があるため、コレステロール摂取を過度に気にする必要はありません。コレステロール値が低すぎても、ガン死亡リスクなどが高まり、コレステロール値は高すぎても低すぎても良くないことが知られています。
 ただ、コレステロール値が高すぎると心筋梗塞などになりやすくなるのも事実で、健康診断などでコレステロール値が基準よりも高く、食生活を改善するよう指導されている方もいます。
  そこで当社は、食品中のコレステロールを気にする方に「キユーピーゼロノンコレステロール」、コレステロールが高めの方に「キユーピー ディフェ」を提供し、安心してマヨネーズの味を楽しんでいただきたいと考えています。


【参考】既存のカロリー訴求、コレステロール訴求マヨネーズタイプ
○カロリー訴求マヨネーズタイプ
「キユーピーハーフ」 :カロリーがマヨネーズの半分
「キユーピークオーター」 :カロリーがマヨネーズの1/4
○コレステロール訴求マヨネーズタイプ
「キユーピーゼロノンコレステロール」 :コレステロールがゼロでカロリーがマヨネーズの半分