キユーピーは、在宅で栄養管理を必要としている方に向けた、「医療食」に関する専用サイトを開設します。
腎臓病治療では食事療法が重要で、機能が低下している腎臓への負担を減らすため、たんぱく質と塩分を控えながらも、身体活動に必要なエネルギーを確保する必要があります。このような難易度の高い栄養管理を、絶えず在宅で行うことは患者さんにとって大きな負担となります。 サイトの中の「低たんぱくレシピ&成分計算」コーナーでは、多様な食材を活用したレシピを栄養成分やジャンル別に掲載しており、お好みに合った検索方法でレシピを検索できます。手作り料理「家でお料理」、市販されているレトルト食品「手軽にレトルト」、外での食事「外食する」といった患者さんの食生活に合わせてレシピを選ぶことができます。 さらに、医者や栄養士に決められた成分量の上限を設定して、選んだお好みのレシピから1日の栄養成分計算をすることもできます。 キユーピーでは、今後も在宅で食事療法をしている方の食事のサポートをしていきます。
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日本透析医学会によると、現在、透析患者は毎年約1万人増加しており、国民医療費のうち腎臓病の医療費総額は約1.5兆円を占めています。厚生労働省では2007年度から、患者数増加の歯止めをかけ、患者の負担軽減、医療費の削減のため、慢性腎臓病の治療研究事業に集中的に取り組むことを発表しています。
腎臓病治療において人工透析が治療の中心である現状では、腎不全まで悪化しないように予防に力を入れることが大切であるため、近々、慢性腎臓病治療のガイドライン等がまとめられる予定です。
キユーピーは、病態対応食の「ジャネフ プロチョイス おかずシリーズ」など、たんぱく質、エネルギーなどを調整した食品の品揃えを充実させています。商品のラインナップに加え、広く情報提供していきます。 |
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【各コーナーの紹介】 |
低たんぱくレシピ&成分計算
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腎臓病の方が食事療法を行いながらも、食事を楽しんでいただけるような低たんぱくレシピや外食のヒントを集めました。また、1日の食事の成分を計算できる機能もあります。女子栄養大学出版部からの提供レシピです。 |
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腎臓病のイロハと食事療法の基礎
(制作中) |
腎臓病の方の楽しい食事をサポートするための食事療法の基礎知識と腎臓病のイロハを解説しています。腎臓病の専門医、東京医科大学腎臓内科 中尾俊之教授、東京家政学院短期大学生活科学科 金澤良枝准教授に指導していただいています。 |
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おすすめレシピ |
掲載レシピの中から季節の食材を使ったおすすめや新登場のレシピをトピックしています。 |
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yells ! 情報 |
腎臓病に役立つ情報満載の季刊誌「yells !」(PDFファイル)をご覧いただけます。 |