キユーピーアヲハタニュース

2007/10/30 No.64

★ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザイン化の推進
2007 日本パッケージングコンテスト
「ドレッシング用中栓」が食品包装部門賞を受賞

11月1日にアジュール竹芝で授賞式

 キユーピーの「ドレッシング用中栓」が、社団法人日本包装技術協会主催の「2007 日本パッケージングコンテスト」で、食品包装部門賞を受賞しました。

 受賞した「ドレッシング用中栓」は、指がかりを良くして開けやすくするために、リングに溝をつけ、リングの支柱を長くする工夫をしています。また、出し口を汚れにくくするために、液切れが良くなるような形状にしています。今回の受賞では、開けやすく、かつ気持ちよくお使いいただけるように、さまざまな工夫を施した点が評価されました。

 この「ドレッシング用中栓」は「テイスティドレッシング」シリーズなどにすでに採用しており、今後さらに使用品目を増やしていく予定です。
キユーピーでは、より多くのお客様にとって使いやすくなるように、製品のユニバーサルデザイン化に、これからも積極的に取り組んでいきます。

ドレッシング写真
 今回受賞した「ドレッシング用中栓」は、より多くのお客様にとって使いやすくなるようなデザインにしています。

 <工夫した点>
  1. (1) リングに溝をつけ、開ける時に指が滑りにくいようにしました
  2. (2) リップの形状をシャープにして、液切れを良くしました
  3. (3) リングへの指がかりを良くするため、リングの支柱を長くしました
  4. (4) 出し口を傾け、中栓の部分にドレッシングが残らないようにしました
  5. (5) 開けやすさ、使いやすさのために、出し口の穴の形も工夫しています
受賞した中栓
これまでの中栓
出し口の形を工夫しました
・  開栓時、力が集中して開けやすくなるように、切り始めの形状を小さな凸形状にすぼめました(矢印の先、赤丸で囲まれた部分)
・  使う量を調節しやすくするため、小さな口のセパレート用、大きな口のクリーミィ用、2タイプの中栓を商品により使い分けています

セパレート用:  「セパレート」とは、油相と水相が分離したタイプのドレッシングのことです。油相と水相が均一の割合で出やすくするため、小さな丸穴にしました。
クリーミィ用:  「クリーミィ」とは、油と水が乳化して混ざっているタイプのドレッシングのことです。出し口の部分にドレッシングが溜まらないように、口の中央部分を広げました。

※「ドレッシング用中栓」の改良の詳細については、2006年9月29日発行の
 キユーピーアヲハタニュースをご参照ください。URLは下記のとおりです。
 /company/corp/newsrelease/2006/2006_061.html