2007/11/19 No.69★総合調査 |
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キユーピー第18回食生活総合調査初めての食品を購入するきっかけ食品に機能性を求める50歳代のアクティブシニア |
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キユーピーは1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施しており、今回は18回目にあたります。今回は、50歳以上の「エルダー」を対象に、3年前の同調査との比較により食生活がどのように変化したのか、また、50歳以上と40歳代とを比較して、どのような違いがあるのかを検証しました。
今回の調査では、アクティブシニアと呼ばれる50歳以上のエルダーが、健康という切り口で新しい商品の価値を重視していることがわかりました。また食事に季節感を取り入れたり、食器にもこだわりを持つなど楽しんでいる様子が見て取れました。 キユーピーでは、今年春から、毎日の食事から少しずつ健康にかかわる素材を取り入れる考え方を「カジュアルヘルスケア」とし、アクティブシニア向けにヒアルロン酸や植物性ステロールなどの素材を配合したドレッシングやジャム、酢ドリンクなどを「キラキラ元気&」シリーズとして発売しています。今後も、「おいしさ」と「自分や家族へのやさしさ」のある製品開発で食の提案を進めていきます。 |
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1. 初めての食品を購入するきっかけや目安〜食品に機能性を求めるのは50代 50歳代では初めての食品を選択する基準として、「体に良い成分が入っているもの」「効果・効能が表示されているもの」といった機能性をうたった食品を求める方が多いことがわかりました。
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2. 「使いきれる量」も購入の目安 「使いきれる量(少量)のもの」を購入する人は、50歳以上で年齢が高いほど割合が増えています。
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「安くても一度に使い切れない生鮮品は買わない」人は7割、「割高になっても小容量の食品を買う」人は5割で、年代が高いほど無駄のない食品を求めていることがわかります。
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3. 8割は食卓の演出を重視 「食事には四季折々の季節感を取り入れるほう」「料理は味だけでなく、見た目の楽しさにも気をつけている」「食器にはこだわるほうなので、自分の気に入ったものをいろいろ取り揃えている」の各問に対し、エルダーの「はい」と回答した積極的肯定意見は40代に比べて多く、エルダーの食事作りに対するこだわりや余裕が感じられます。
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4. 気にしているのは高血圧とコレステロール値 今回の調査を実施するにあたり、「健康について気になっていること」を尋ねました。エルダー層に顕著に多い「気になっていること」は、高血圧、コレステロール値でした。中性脂肪についても多いのですが、40代はさらに多く、エルダー層が顕著というわけではありません。そのほか、気にしている人の割合は下がるものの、40代よりも50歳以上で相対的に多いのが、視力、高脂血症、肝機能、糖尿でした。気にする人は1割程度ですが、骨密度・骨粗しょう症、便秘気味なども50歳以上の人に多いということがわかりました。
このような背景からも、特に50代からのアクティブシニアにとって「健康」への関心は高いことがわかります。 |
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【調査方法の概要】
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