2009/1/23 No.10★新商品 |
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<マスタードの世界広がる>〜フランスのディジョン地方で確立された製法に
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キユーピーは、国内製造初のディジョンマスタード「キユーピー ディジョンマスタード」を新たに発売します。
ディジョンマスタードとは、マスタード種子を食酢、食塩を加え、浸漬し、すりつぶし、裏ごしして得られた調整マスタードのことで、フランスのディジョン地方で確立された製法に沿って作られる伝統的なペーストタイプのマスタードです。 キユーピーでは、1960年のマスタード発売当初から、日本人の味覚にあったうま味とメニュー汎用性を意識し、マスタードの研究を重ねてきました。ヨーロッパでは一般的なディジョンマスタードについても、その製法を実現することにこだわり、長年研究に取り組み、国内での製造を可能にしました。そして、2008年8月に業務用で発売を開始しました。 「キユーピー ディジョンマスタード」は、「すっきりとした辛味」「熟成されたうま味」「フルーティーな酸味」が特長です。従来から輸入のディジョンマスタードをソースやドレッシングに使用していたホテル等のシェフからは、現地でしか味わえなかった風味を再現できるとご好評いただいています。 今回家庭用でも発売し、外食・中食・内食と幅広いメニュー提案で、香辛料だけでなく調味料としての用途を広め、マスタードの食文化を広げていきます。 |
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キユーピーは、1960年に、当時徐々に広まっていた洋風の食文化に合う調味料として、国内製造初のマスタード(75g瓶、150g瓶)を発売しました。開発にあたっては、マヨネーズ製造で培ったマスタード(辛子粉)やビネガー(酢)に関するノウハウがいかされています。その後、1980年にはあらびきタイプを、1986年にはホットドッグ用を発売しました。
からし・マスタードの国内生産量は年々伸長しており、2007年は13,820tです。また、市販されている輸入マスタードの輸入額も年々伸長しており、2007年で5.7億円です(キユーピー調べ)。 日本のマスタード消費量は1人当たり年間約100gといわれ、そのほとんどが香辛料として使用するあらびきタイプです。一方、フランスのマスタード消費量は日本の約15倍といわれ、そのほとんどが料理の味を引き立てる万能調味料としてのディジョンマスタードです(キユーピー調べ)。 ディジョンマスタードは、サンドイッチ、ポテトサラダ、肉・魚料理、ソースやドレッシングのベース、ポトフなど、ディジョンマスタードの持つ「すっきりとした辛味」、「熟成されたうま味」、「フルーティーな酸味」で、香りや風味を引き出したいさまざまなメニューに使用できます。 |
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■ディジョンマスタードについて
フランスのディジョン地方で確立された伝統的製法に沿って製造されたペーストタイプのマスタードのこと。フランスの伝統的製法では、マスタード種子、食酢、食塩、清水を主原料とし、辛味成分、でんぷん、増粘剤などは使用できないと定められています。 また、日本の食品衛生法(食品添加物使用基準)では、「ディジョンマスタードは、黒ガラシ(ブラウンマスタード)の種だけ、または油分を除いていない黄ガラシ(イエローマスタード)の種を粉砕、ろ過して得られた調整マスタードをいう」とされています。 |
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ディジョンマスタードは、図1のように時間の経過とともに熟成が進み、うま味と辛味が変化します(図2参照)。輸入品で流通に時間がかかってしまうと、日本の食卓では保存後期のものを食すことになります。一方、国内製造品であれば、製造後からお客様の手元に商品が届くまでの日数が短いため、フランスでおいしいとされる保存前期のものを食すことができます。
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図1.ディジョンマスタードの風味の経時変化 | ||||||||||
図2.ディジョンマスタードの風味の総合評価(キユーピー調べ) | ||||||||||
商品の概要は以下の通りです。
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1.商品名・内容量・価格・荷姿:
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2.出荷日:2009年2月20日(金)から全国に出荷
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3.商品特長:
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■キユーピー マスタード 既存品
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