2009/5/1 No.37★食生活総合調査 |
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<2008年度キユーピー食生活総合調査(3)>20〜69歳の単身者の意識調査結果<食事行動>中食利用率は全体平均約65%
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キユーピーは、1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施しています。今回は、単身者(20〜69歳の男女)を対象に食スタイルや食ニーズを調査しました。
今回の調査で、単身者の食生活において全体の約65%が中食(市販の弁当、惣菜)を週1回以上利用しており、中食が単身者に浸透していることが確認されました。 中食が利用されている理由としては、『簡便性』と好きなメニューや珍しい食材、新しい食べ方を試せるという『メニューの幅広さ』という2点が挙がりました。女性40代以上では、市販の惣菜を「手持ちの食器に移し変える」「調味料を使って味を調える」「野菜をつけ合わせる」など、ひと工夫している割合が高く、内食にうまく取り入れていることが分かりました。 中食でよく利用されている惣菜には「揚げ物」と「サラダ」が挙がりました。また、中食への要望としては、「添加物が入っていない」「国産、無農薬など安全にこだわっている」といった『安全・安心』に関する内容に次いで、「惣菜・弁当にいろいろな容量がある」の『容量』、「健康に良い素材を使っている」「カロリーを表示している」など『健康』に関する内容も多く挙げられました。 |
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1.中食を利用する理由は『簡便性』と『メニューの幅広さ』 中食を利用する理由は、性別、年代に差はなく、「時間がかからないから」「作る手間がかからないから」といった『簡便性』と「好きなメニューが選べるから」「珍しい食材や新しい食べ方などを試すことができるから」といった『メニューの幅広さ』の2点が挙がりました。
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2.40代以上の単身女性は、中食をひと工夫して食べている割合が高い 中食を利用する理由が単に『簡便性』だけである場合、「温めなおす」「そのまま食べる」が中心になるのに対して、40代以上の単身女性は「手持ちの皿などの食器に移し変える」「手持ちの調味料で味を調える」「野菜を付け合わせる」などひと工夫して食べている割合が、全体平均に比較して高くなっています。
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3.中食で食べているものは「弁当」「おにぎり」「パン、サンドイッチ」「揚げ物」「サラダ」 中食で食べているものとして、弁当などの主食になるものが上位に、続いて惣菜メニューの「揚げ物」「サラダ」が挙がっています。
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4.中食に対する要望は、『安全・安心』『容量』『健康』 「添加物が入っていない」「国産、無農薬など安全にこだわっている」など『安全・安心』に関する項目に続いて、「惣菜・弁当にいろいろな容量がある」の『容量』、「健康に良い素材を使っている」「カロリーを表示している」など『健康』に関する項目が多く挙げられています。
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【調査方法の概要】
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