キユーピーグループは、関東地区の将来にわたる効率的な生産体制を構築するため、生産拠点の再編を行います。2011年までに約43億円を投資し、商品カテゴリーごとの生産体制を集約し、年間約9億円の製造・物流経費を削減する予定です。
○ | 関東地区の家庭用調味料の生産機能を五霞工場(茨城県猿島郡)に、タマゴ加工品の生産機能を中河原工場(東京都府中市)に集約します。五霞工場は加工場を増設、仙川工場(東京都調布市)からキユーピーハーフ等の家庭用調味料を生産移管し、近年の健康志向から生産数量が拡大しているキユーピーハーフの生産能力拡大に備えるとともに、生産体制の一層の効率化を図ります。これにより五霞工場の家庭用調味料の生産量は現在の約1.5倍に増加します。 |
○ | 関連会社の(株)ディスペンパックジャパン 仙川工場の生産機能を同社 富士吉田工場(山梨県富士吉田市)に集約し、生産効率の向上を図ります。 |
○ | 仙川工場は工場建屋の経年化による老朽化対策が必要なこと、建替えや生産スペースの拡張が困難なことなどから、生産機能を周辺工場に移設・集約し、2011年3月を目処に生産を終了します。なお、仙川工場敷地内にあるキユーピー(株)品質保証本部およびキユーピータマゴ(株)本社は現在地で継続して営業します。 |
○ | 仙川工場および構内関連各社に勤務する従業員については、グループ内の他事業所などでの雇用確保に努めます。 |
○ | 仙川工場跡地については、グループでの活用を前提に、別途検討を進めます。 |