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キユーピーアヲハタニュース

2010/6/8 No.34

★食生活総合調査

<2009年度 キユーピー 食生活総合調査(3)>

50〜79歳女性の意識調査結果<食事行動>

健康を意識した食材摂取に積極的なシニア層

〜約8割の方が意識して野菜を摂っている〜
 キユーピーは、1989年(平成元年)から「食生活総合調査」を実施しています。今回は、50〜79歳女性を対象に調理行動や買い物行動等について調査しました。

 「健康のために意識して摂るようにしている食品」を尋ねた設問では、約8割の方があげた「野菜」が首位となりました。以下、「納豆」「魚」「ヨーグルト」「豆腐」などの食材も約6割の方があげており、シニア層女性が健康を意識した食材を積極的に摂っていることがうかがえました。
 好きな野菜の食べ方は、「煮付け・煮物」「サラダ」「味噌汁の具」が上位にあがりました。「サラダ」を好む理由として、「手間があまりかからないから」がその他の食べ方に比べて相対的に高くなり、野菜を手軽に食べる方法として、「サラダ」がシニア層女性でも好まれていることがわかりました。また、「すっきり食べられる」ことも評価のポイントとなっており、シニア層が好む味の傾向である「あっさり感・すっきり感」に合うことも、「サラダ」が好まれる要因と考えられます。
グラフ1.健康のために意識的に摂るようにしている食品(%)
グラフ1.健康のために意識的に摂るようにしている食品(%)


サラダは「手間がかからない」「すっきり食べられる」という理由で好まれている


グラフ2.野菜の好きな食べ方(%)
グラフ2.野菜の好きな食べ方(%)

全体構成比+5%以上
表1.好きな食べ方を好む理由(%)
  多くの野菜が一度に食べられるから おいしいから ごはんやパンなどの主食に合うから 栄養が取れる食べ方だから 消化・吸収によいから 胃にもたれないから 手間があまりかからないから すっきりたべれるから
全体 70.5 68.3 36.2 34.2 27.9 26.9 25.2 22.2
煮付け・煮物 70.5 69.5 42.3 34.1 37.7 27.7 8.2 12.3
サラダ 53.5 69.7 30.3 16.2 11.1 26.3 42.4 50.5
味噌汁の具として 75.0 55.0 30.0 35.0 25.0 25.0 35.0 20.0



【参考】厚生労働省「平成20年度 国民健康・栄養調査結果」より
シニア層では若年世代に比べて野菜摂取量が多く、60〜69歳では一日の目標摂取量である350gをほぼ充足しています。
グラフ3.野菜摂取量の平均値(g、世代別)
グラフ3.野菜摂取量の平均値(g、世代別)

【調査方法の概要】
(1)調査方法:留置調査
(2)調査対象:50〜79歳の既婚および離死別女性(首都圏1都3県)
母集団構成を踏まえ、均等割付
※母集団については2005年国勢調査の総人口既婚率を用い、人口推計年報(2008年10月1日時点)の1都3県別5歳刻みの総人口を掛けて計算
(3)有効回収数:606人(回収ベース)
50〜54歳:94人
55〜59歳:121人
60〜64歳:122人
65〜69歳:110人
70〜74歳:90人
75〜79歳:69人
(4)調査期間:2009年10月28日〜11月11日