兵庫県神戸市東灘区に
「キユーピー 神戸工場」を新設

　キユーピーは、兵庫県神戸市東灘区に神戸工場を新設し、2017年春から稼働を開始します。併せて関西地区における生産再編を進めます。2017年までに合計で約122億円の投資を行い、商品カテゴリーごとの生産体制を効率化し、年間約11億円の製造・物流経費を削減する予定です。キユーピーが国内に工場を新設するのは10年ぶり、マヨネーズの主力工場としては45年ぶり_※になります。

　神戸工場の主な製造品目は、「キユーピー マヨネーズ」や「キユーピー 深煎りごまドレッシング」など、家庭用調味料の基幹商品です。最新鋭の生産設備の導入や施設レイアウトの最適化をすすめ、基幹商品を集中生産することにより、効率的な生産体制を構築していきます。伊丹工場は、商品を神戸工場へ移管する2017年春をめどに家庭用調味料の生産を終了しますが、移管商品以外の業務は継続していきます。

　神戸工場は最新技術による高品質化、環境に配慮した省エネ設計を実現していくほか、工場見学通路を併設し、地域のお客様とのコミュニケーションの場としての役割を果たします。西日本の商品供給を担う基幹工場として、将来にわたる効率的な生産および物流体制を構築し、国内外のグループ工場のモデルとなる工場を目指します。