キユーピータマゴ株式会社(東京都調布市、代表取締役社長:逸見良則)は、埼玉県飯能市に新設した、東京工場の稼働を3月23日から開始します。ニーズが多様化する市場にむけ、生産力の向上と提案力の強化を図ります。
東京工場(通称:エッグベース)は、“ファクトリーコミュニケーション”をコンセプトとした工場です。生産設備としての役割だけではなく、試作室やテストキッチンの他、卵の魅力を伝える資料館やコミュニケーションスペースを設けています。ユーザーとの対話を深めることで、課題解決につながる機能を付加した商品の開発・提案を行う拠点となることをめざします。主な製造品目は、業務用向けの液卵(※1)です。なお、新工場の稼働に伴い、東京都瑞穂町にある西多摩工場は3月をもって生産を終了します。
キユーピータマゴ株式会社は、キユーピー株式会社が100%出資をしている関連会社で、グループのタマゴ事業の中核を担っています。製菓・製パンなどの食品メーカーをはじめ、広く外食・中食業態に向けて、液卵・凍結卵・茹卵・乾燥卵などの鶏卵加工品を製造販売しています。新工場の稼働により、市場の潜在的な課題に応える商品の提供を通して、業務用の鶏卵市場をさらに活性化させ、卵を通じた豊かな食生活の実現に貢献していきます。