ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸の基本的な知識を紹介!構造や特徴、私たちの体との関係についてご説明します。
ヒアルロン酸ってなあに?
牛の「目」から発見!?
ヒアルロン酸は、1934年にコロンビア大学のカール・マイヤー博士によって、牛の目から発見されました。その後の研究で、私たちの体のいろいろな場所(目、皮膚、関節など)にもヒアルロン酸が存在し、重要な働きをしていることが分かりました。
体の中の働き者!
ヒアルロン酸は、目、皮膚、関節など体のいろいろなところに存在し、各部位でさまざまな役割を担っています。体にとってなくてはならない、心強い働き者なのです。
ヒアルロン酸は「糖」の仲間
ヒアルロン酸は、糖の仲間。「N-アセチルグルコサミン」と「グルクロン酸」と呼ばれるふたつの糖が、一列に規則正しく交互に結合してできています。
ちなみに、私たちの体の中では、数万もの「N-アセチルグルコサミン」と「グルクロン酸」が結合して、ヒアルロン酸の行列をつくっているのです。
ヒアルロン酸の特徴
すぐれた保水力&クッション性
ヒアルロン酸は、1gで2L~6Lもの水分を蓄えられると言われていて、保水性がバツグン。皮膚の中で、みずみずしさや、しなやかさをつくり出しています。そして皮膚では体の中にある半分のヒアルロン酸が存在しています。更にヒアルロン酸を水に溶かすと高い粘性が得られ、膝の中でクッションの役目や潤滑剤の役目を果たしています。
医薬品も!化粧品も!食品も!
実は、ヒアルロン酸は、医薬品・化粧品・食品などのさまざまな用途に利用されています。用途ごとに、より効果的にヒアルロン酸を活用できるよう、日々、研究・改良が重ねられています。